地元の西鉄バスを中心に、いろいろな地域のバス路線風景を記録しています。西鉄以外の地域にもすぐ行きたくなるので、どこかで「九州路線バスの旅」とでも改名しようかと検討中ですが、西鉄バス中心に回帰しようという気持ちもあります。雑誌「秘境路線バスをゆく」に寄稿させていただきました。

2017年06月18日

【地元コラボイベント初開催報告】伊良原線路線バス完全復活祭


私が広報を務める砂津本陣會は「西鉄バス廃止路線完全復活祭」と称して、
各地の西鉄バス路線廃止区間に一日だけの貸切バスを走らせています。

往時の雰囲気を想像しながら乗って楽しみ、
景色のよい場所でバスを停めて撮って楽しむというマニア活動のオフ会です。
すでに門司や京築、筑豊で4回の「復活祭」を開催しています。
これまでの開催実績



今年3月には、犀川町(現みやこ町)の伊良原を訪問。
ダムの底に沈むため、すでに一般車通行止めになっているかつてのバス路線を、
許可をいただき走行しました。さらには建設中のダムをバックに撮影会も行いました。



その模様をご覧になった地元の方より
「私たちも最後の記念に、思い出の地をバスで走りたい」というご要望をいただきました。
そこで砂津本陣會は地元有志の方々と連携し、バス運行の許可申請やダイヤ設定を行い、
本日6月18日(日)地元の方向け「伊良原線路線バス完全復活祭」を開催しました。

※今回は内輪のイベントではないため、
西鉄さんが運営に関与しているという誤解を生じないよう、
対外的イベント名称に西鉄を含めていません。
ただし、バス車両は西鉄の路線バス車両を借り切っています。



行橋駅を出発したバスは、一路伊良原ダムの通行止め区間へ進入。
その後、路線バス時代の終点である帆柱小学校近くで折り返し、
物産直売所の「おこぼう庵」で地元の方40名あまりを載せて、
ふたたび伊良原までを往復します。



参加者は、立ち退きとなった伊良原地区の方を中心に130名を超え、
おこぼう庵とダム底の間を計4往復しました。
読売新聞社とFBS福岡放送の取材もいただき、
地元の方々が最後の思い出を心に刻むお手伝いができたのではないかと自負しております。
開催にあたりご協力くださった方々に、あらためてお礼申し上げます。ありがとうございました。

このように、バス路線を辿りつつ地元の方々と交流する活動は、
地方創生や町興しとしてもお役に立てるのではないかと考えております。
もし何かお手伝いできることがありましたら、ご指導いただければ幸いです。

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Posted by ちょんびん at 23:59Comments(2)砂津本陣會總本部

2017年06月20日

ダムに沈む古里見納め 伊良原地区住民らバスツアー


おととい18日(日)に運営で協力したバスツアー
まずは読売新聞さんが記事にしてくださいました。

地元の方130名を超える参加があり、
3往復の行程すべてバスが満員になりました。

そのため、お年寄りの方も立っていただくことになり、
転んでケガでもされないかと心配しましたが、
無事に皆さんに楽しんでいただけました。

「バスが満員でご迷惑かけますー」
と恐縮してみたところ、
「昔の混雑はこんなもんじゃなかったよー」
などと昭和30年代の思い出を語る方が続出w

もっと湿っぽいお別れになるかと予想してましたが、
久しぶりの同窓会みたいな感じで、
盛り上がったのでよかったです。

読売の北九州と京築の地方版に載ってますので、
地元の方はどうぞお買い求めください。

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Posted by ちょんびん at 11:11Comments(3)砂津本陣會總本部

2017年11月11日

伊良原ダム廃止路線完全復活祭まとめ

もともとは、マニアのオフ会がきっかけだったのです。

犀川から帆柱登山口まで、かつては西鉄バスの路線があり、
ある時期は「パジェロバス」なるものも走っていました。

路線は廃止になって久しいのですが、このたび「伊良原ダム」の建設が完了し、
湛水が始まることで元のバス路線道路は周辺の集落とともに水没することに。

県のダム建設事務所から許可をいただいて、マニア25名ほどを乗せたバスが、
一般車両通行止めになった道路を走ったのが、2017年の3月。
個人的にはとても昔のことのようにも思えますが、今年の春なんですよね。
http://nishitetsu.yoka-yoka.jp/e1986944.html

東京のウェブメディア「デイリーポータルZ」さんから取材もいただくなど、
西鉄バス廃止路線完全復活祭が3回目にして円熟期を迎えたと感じました。

その時に同行いただいた上伊良原の方が話されたのでしょうか、
ダムの底に沈む道を我々がバスで走ったことが、地元の人に知るところとなったのです。

ダム建設のため住み慣れた土地から移住しなければならなかった方々を中心に、
「私たちも最後の記念に思い出の地をバスで走りたい」
という声が上がったのは、まあ必然と言えるでしょう。

ということで、地元有志によるダムツアー実行委員会の方々に協力する形で、
砂津本陣會總本部がバス手配やダム関係者との交渉をさせていただきました。
地元の方やマニア総勢140人以上を乗せて、かつてのバス路線を辿ったのが、
2017年6月のとある日曜日。

天候にも恵まれて、皆さまの記憶に残るイベントができたと自負しております。
FBSさま、読売新聞社さま、西日本新聞社さまの取材もいただき、
マニア活動が地域貢献にも繋がるという、新たな展開をも期待させる日となりました。

前ふりが長くなりましたが、当日の模様を撮影した写真が、
やっとブログ掲載完了しましたので、一覧としてここにまとめ、
あらためて関係各位にお礼申し上げます。ありがとうございます。

この後すでに復活祭は第4回直方地区が開催され、
明日11月12日は第5回鳥栖地区の挙行を控えております。
当方の能力不足によりご報告が遅れておりますこと申し訳ありません。

ダムの底に沈む地域に、多くの人の暮らしがあったこと、
それが失われる際に、それぞれの人のさまざまな思いが交錯したこと、
その記憶の補完の一助となりましたら、何よりの喜びです。

行橋営業所出発:伊良原ダム西鉄バス完全復活祭
行橋駅前:伊良原ダム西鉄バス完全復活祭
伊良原ダムを下流側から
伊良原ダムの見学台から
おこぼう庵
上伊良原バス停
荒瀬橋にもバス停を
川久保
伊良原ダムの底を走る
新下伊良原代替地
伊良原大橋
尾行送迎バス



  


Posted by ちょんびん at 23:23Comments(0)砂津本陣會總本部京築