地元の西鉄バスを中心に、いろいろな地域のバス路線風景を記録しています。西鉄以外の地域にもすぐ行きたくなるので、どこかで「九州路線バスの旅」とでも改名しようかと検討中ですが、西鉄バス中心に回帰しようという気持ちもあります。雑誌「秘境路線バスをゆく」に寄稿させていただきました。

2016年05月16日

万田坑前


万田坑。通常の入場料は、410円。
それだけのお金を費やす動機があるかは、その時の気分次第なのですが、



無料開放ならば、話は別です。素通りしたほうが、もったいない気分になります。
人間がどこまでも安っぽく浅にましくできておりますゆえ。



まずメインの建物でなく線路に反応するのは、習性として已むを得ません。



線路の延びる先にたどり着くのが、



職場。



坑内作業用の工具を生産修理していた場所らしく、



この計算機が、非常に貴重品らしいです。私には、猫に小判。



坑口。


内部。定期的にボランティアガイドさんが構内の説明をしながら回ってくれますので、
ちゃんとした全うな知識を得たい方は、ついて回るのがおすすめです。
私のように、世間一般の価値観から背を向けることが格好いいと思ったまま年を経ても、
碌な大人になることはありません。本人が言うのだから間違いないです。



兵どもが夢のあと。




レンガ積みの風格。でも現代日本に継承されなかったのは、
やはり地震大国では工法として耐震性を高めづらいからではないかと。
人間、理屈で考えたことより、経験則の中から無意識に派生したものの方が、
ずっと合理性を携えているように思います。



このへんの主要な建物に関する説明は、
当ブログではなくちゃんとした方の説明を検索ください。



選炭場の跡は、更地になっています。掘った石炭を選別して、
大きさや質ごとに分けて貨車に積んでいた場所です。
選別していたことにはロマンを感じませんが、
この向かって左側に多数の線路が並んでいたことは、想像するだけで興奮します。



ほんと、構内どこかしこに線路があるんですよね。



ということで、非常に偏った万田坑の紹介を終わります。
写真では伝わらない空気感は、ぜひいちど現地で確認していただきたいと存じます。
何も無い場所で、背筋がすーっと冷える感覚が、何度かありました。

科学的に証明できない感性を、
すべて「霊感」とか「超常現象」とひとまとめにするほど自信家ではないのですが、
自身にも具体的な根拠が説明できない感覚を、その場で受けるのが、
ライブ全般の存在価値だと考えます。

観光、すなわち現地訪問って、その場所でしか味わえない何か、を求めるわけですけれど、
それは位置情報としての非日常だけではなく、季節とか温度とか、
そして歴史とか人工物とか文脈とか、複合する要素が交錯するものですから。

ただし、そういう要素の複合をあまりに重視しすぎると、
完全に同一な状況が反復することは稀だということになりまして、
では反復しないのに、日常という軸は何であるのか、という疑問を生ずることにもなるのですが。



バスは毎週やってくることが日常で、でも毎回違う人たちが乗るのが一期一会。
日常と非日常が並立している状態だと把握しておくことにしましょう。



万田坑前、産交バス。



平日は1時間に1本ですので、西鉄の新路線が走らない日に、
公共交通手段で万田坑にアクセスしたいなら、大牟田駅ではなく荒尾駅を拠点としましょう。





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この記事へのコメント
線路跡…廃線鉄の私には最高の場所です(^o^)

いつの日か縄電車を本物の鉄路で走らせたいものです。

その節はちょんびんさんよろしくお願いいたします(^o^)
Posted by 暇工作 at 2016年05月16日 17:43
そうでした、縄電車せんといかんかったですね。

ではオフ会集合は万田坑でw
Posted by ちょんびんちょんびん at 2016年05月19日 20:32
劇団ギン○ラ太陽'sに電車の被り物を借りてきてやろうと思っているので、我々が生きている間に貸してもらえればと思っていますf(^_^;
Posted by 暇工作 at 2016年05月20日 23:55
大塚ム○トさんですかー、なんかツテたどれば、
どこかに知り合い居そうなんですけどねー。
スター高橋さんは、何度か会社に遊びに来られましたし。

にしてつ君とJR君でいがみ合いながら走りましょう。
Posted by ちょんびんちょんびん at 2016年05月23日 21:09
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