地元の西鉄バスを中心に、いろいろな地域のバス路線風景を記録しています。西鉄以外の地域にもすぐ行きたくなるので、どこかで「九州路線バスの旅」とでも改名しようかと検討中ですが、西鉄バス中心に回帰しようという気持ちもあります。雑誌「秘境路線バスをゆく」に寄稿させていただきました。

2009年09月14日

順列の反逆


写真は久留米の「3」青峰団地→JR久留米の途上での運賃表。
基本的に整理券番号は、始発を(1)として一定の区間を経るごとに、
順番に数字がひとつずつ増えていくので、数字が小さいほど遠くから乗っていることになり、
運賃は高くなるはずなのだが、この運賃表はそうなっていない。

路線が一方向に向かっていない場合、
たとえば福岡の「1」で野方→金武営業所の路線には、
藤ヶ丘団地から橋本駅に寄って同じ道を通って藤ヶ丘団地に戻ってきてから、
金武営業所を目指すものがある。専門用語では「複乗」と言うらしい。
その場合、金武営業所にとっては、藤ヶ丘団地より橋本駅のほうが距離的に遠いので、
整理券番号が藤ヶ丘団地が(15)、橋本駅が(17)であっても、
当然(17)橋本駅のほうが高い運賃が表示される。この例は福岡市内でも散見される。
(本当の整理券番号が何番なのかは知らないので、例として適当につけてます)

また、枝線からの始発の場合、
たとえば福岡「202」の原北中学校前から博多駅への路線であれば、
合流する小田部一丁目からは(5)、その次の運賃区界である原からは(6)であるが、
原北中学校からは(17)だったか(18)だったか、大きな番号が割り振られている。
これは国道202号を走る壱岐営業所管轄路線で、
野方始発が本線と見做されているからで、野方(2)、橋本(3)と同じ番号を、
枝線の始発地が持たないように調整されている。
この場合も当然、(17)や(18)のほうが(5)(6)より運賃が高い。

那の津四丁目始発の野方行き「204」でも、那の津四丁目は(20)、那の津口は(21)で、
天神北からは(5)であり、このような例は前述の複乗よりも一般的に見られると思う。
ちなみに那の津四丁目と那の津口はおなじ運賃区間なのに、別番号が割り振られているのは、
那の津口だけが「天神まで100円」のエリアに含まれているからである。

余談だが、天神警固神社より西からこの那の津始発のバスに乗ると、
「20」「21」の運賃は野方終点まで、どこまで行っても同じなので、
「なんで別番号なんだ?」と最初は疑問に思ったものだ。
バスに乗ってそんなとこ見てる人はあなたくらいのものだ、とヨメはよく揶揄するが、
このブログに毎日300IP以上のアクセスがあるということは、
私以外にもたくさんの人が、興味を持ってくれている証拠ではないかと思う。
ただ単に、普通にバス路線を調べようとして、
検索で引っかかっただけの訪問者が大部分である恐れも否定できないが(笑)

脱線ついでに書くと、運賃表が電光掲示になって以来、
始発地からの運賃だけを的確に表示するので、
運転士のスタフを覗き込まなくても、始発バス停がすぐわかるところはちょっと嬉しい。
例えば原往還から「2」で四箇田団地に向かう際に、
整理券番号の(3)から運賃が表示されていれば博多駅始発、
(5)からなら天神、(8)からなら西新、(10)からしか表示されていなければ藤崎始発である。
これもヨメに言わせれば、わかったから何か得するのか、ということになるが。

整理券番号の枝線はあくまで観念的なものなので、
本線から分岐する必要もなく、福岡の「3」「17」脇山線の場合のように、
早良高校から一直線の路線であっても、(1)は早良営業所からという例もある。

昔、曲渕や椎原から博多駅まで直通の路線があった時代は、
(1)が椎原で、(21)が曲渕だった時代もあった。
当時は運賃表が幕であったので、たとえ飯倉営業所から始発のバスに乗っても、
(1)から全部の運賃が表示されていて、電光掲示と別の面白さがあった。
幕の運賃表について書き出してみたが、熊本市電にまで話が飛んで、
さらに長くなり収拾がつきかねるので、割愛してこれはまたの機会に。

思いつくままに書き連ねて、すごく長くなってしまったが、話を戻すと、
冒頭に掲載している運賃表は上述のどの例とも違って、
ただ単に始発地の青峰団地から乗ると整理券番号は(4)なのに、
途中の内野あたりから(3)になり、さらに進んで鑓水から乗ると(2)となる。
そのくせさらに国分~一丁田と進むと(5)(6)と順番が普通になる。

「もともとこの路線は、信愛女学院から自衛隊→青峰団地を経由したあと、
国分までは停車せずに、一丁田を経由して西鉄久留米に行っていたので、
整理券番号にだけその名残がある」なんてことがあると、この順番がしっくりくるのだが、
そんな事実は私が知る限りでは無いので、信用しないように(爆)

いま(爆)と打ち込もうとして、二度も(バス)と打ってしまった。
脳の毒され方も、ここまでくるともう処置なしであろうw
それはさておき、この変な整理券番号の順番について、
ご存知の方がおられましたら、どうぞご指導ください。

このブログでの一般的「です・ます」調ではなく、
「だ・である」の文末表現で意識的に文章を書いてみた。
断定口調はなんか偉そうになる傾向があるようだが、
文章としてはこっちのほうが書きやすいような気がする。
こんなに長い文章になったのは、きっと文末表現のせいだと思う。あしからず。

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この記事へのコメント
開設当初から「です・ます」調と「だ・である」がゴチャゴチャ混在したブログを書いている都市高502です。
私はなにか解説するときは「だ・である」で書いてますが、日記的な感じだと「です・ます」にしています。
私はWikipediaもやっているので「だ・である」の方が百科事典のようで文章に確定性があるような気がします。

504・505~204・205直通だと26・27?あたりが野方~天神~原方面の遠回り運賃が表示されていますよね。
ものすごく高い運賃が表示されているので面白いです。
Posted by 都市高502 at 2009年09月15日 20:29
こんにちは。

なかなか痛いところをズバズバ突いてくるちょんびん夫人。
もしかしたら奥さまこそが最大且つ最強の理解者なのかもしれません。
あぁ、夫婦っておもしろい(*≧m≦*)
Posted by Kassy at 2009年09月15日 20:59
久留米の3番といえば、私が草野町から今の場所へ引っ越しして以来、ずっと使い続けている路線です。
普段使ってる停留所から西鉄久留米までは190円だったりします。

いつも使っているとはいえ、私も理由はよくわかりません(汗
確か以前に、送り込み便として信愛女学院から青峰団地を経由して国分方面へ向かっていたバスが存在していたのを覚えています。
ちょうどちょんびんさんが言っているような路線に似たような感じ、というよりほぼ当たっています。確か99年ごろです。
ただ、乗車停留所と降車停留所が同じなら料金も同じなので、全部の停留所に止まってはいました。

「複乗」の例として、久留米市内には8番とか52番野伏間循環とかもあります。

結局何が言いたいかといいますと、営業所発の「信愛女学院~青峰団地~国分・・・」を本数が少ないにもかかわらず「本線」として扱っていたことで写真のような表記になっているのだと思われる・・・ということです。
Posted by Salam817 at 2009年09月15日 23:38
普段、505に乗ると那の津口まで20番台の整理券で、天神北で運転士の操作で5番に変わりますが写真の例ではそのようなことをしなくてもいいのでしょうか?那の津口→天神北は短くて間に合わないこともあるので那の津口で変わっても良さそうなのですが。以前は「次より整理券番号は…」の放送を福重や新室見でも聞いていたのがちょっと懐かしいです。

「もともとこの路線は…に行っていたので、 というところまで読んで「何で?」と思いながら頭に路線図を描いてしまいまして…。文章は最後まで読まないといけませんね(^_^;)
Posted by パルオ at 2009年09月16日 23:04
>都市高502さん
Wikipediaのような知識ものだと、断定口調の方がいいですよね。
話しかけられているように書いてある百科事典は、何か嫌ですw

>Kassyさん
>もしかしたら奥さまこそが最大且つ最強の理解者なのかもしれません。
最強の理解者ではあっても、共感はできないようなので、
休日に放置してもらっているのが何よりの理解かと。

>Salam817さん
>確か以前に、送り込み便として信愛女学院から青峰団地を経由して
国分方面へ向かっていたバスが存在していたのを覚えています。
ほんとにありましたか(笑)
整理券番号の配置と、1番が欠番になっていることから考えると、
整理券1番が信愛女学院で、そこから青峰~鑓水間を複乗すれば、
ちょうど写真のようになるなぁと想像したんですが、
その路線を知りませんでした。
地元以外のエリアを乗りに行く時、どうしてもターミナルから放射状に乗るので、
出庫系統に疎くなる傾向があります。

JRバスの山の神~トリアス~蒲田の場合、
複乗区間の整理券番号は
(3)深井→(4)役場前→(5)トリアス→(6)役場前→(7)深井と、
行きと帰りで整理券番号が違います。運賃は一緒ですけど。
しかも(7)深井までの運賃表は(3)の欄が空白になり、
同一バス停では降ろしてもらえませんw
それをせずに、敢えて行きも帰りも同じ整理券番号にするのは、
逆に処理に手間がかかりそうで面白いです。

>パルオさん
>天神北で運転士の操作で5番に
国分の路線は、操作しなくてもよいようです。
椎原からの「3」早良営業所行きも、
一ツ家で整理券番号が変わり、運転士さんが操作していますが、
自動で変わるものと何が違うのかわかりません。
私の疎い車種とか年代で、機械に差があるってことでしょうかね?
>「何で?」と思いながら頭に路線図を
私も整理券番号から想像しながらシャレで書いた複乗路線でしたが、
実際にあったよという情報を頂いてしまいましたw
Posted by ちょんびん at 2009年09月17日 14:50
>ちょんびんさん
>整理券1番が信愛女学院で、そこから青峰~鑓水間を複乗すれば、ちょうど写真のようになるなぁと想像したんですが、その路線を知りませんでした。

とはいえ、この系統も、結構前に消え去ってたりしていますので、むしろ地元の人以外が知っているほうが珍しいと思いますw

たぶん、以前に比べて久留米営業所の保有車両が増えて増便が可能になったので、無理に信愛女学院から青峰団地に行く必要もなくなったのだと思われます。
なので現在、営業所と国分線の出庫系統は「1」の青峰団地発着と「3」の信愛女学院発着の系統の二つです。

ちなみに、「6」の回送も、途中までは「3」の通常路線と同じルートだったりします。
Posted by Salam817 at 2009年09月17日 22:59
なるほど、営業所の保有台数が関係しているのですね。

わたしは、ダイハツのムーブとスズキのワゴンRと、
三菱のトッポの見分けもつかない阿呆なので、
バスの見分けは当然つかず、そのため車両の所属についても、
興味はあってもまったく知識として保有できません。
Posted by ちょんびん at 2009年09月20日 18:40
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