地元の西鉄バスを中心に、いろいろな地域のバス路線風景を記録していましたが、当方都合により過去記事は非公開になりました。西鉄以外の地域にもすぐ行きたくなるので、どこかで「九州路線バスの旅」とでも改名しようかと揺らいだこともありましたが、たぶんずっと「西鉄」の名前を消さずにいると思います。最終的に回帰するのは地元ってことでしょうか。でも子育てが終わったらどこかに移住したい気持ちもありますね。

2010年05月10日

葛原

葛原葛原
「葛原」、バス停の後ろはすぐ海です。


葛原葛原
堤防沿いに道路があって、


葛原葛原葛原
道路の山側は防風林に覆われており、待合室だけがぽつんと建っていて、


葛原葛原
潮風にやられて、板の海側は色あせています。
同じバス停なのに、最初の写真、陸側と対照的です。


葛原
林を抜けて集落にお邪魔すると、


葛原葛原
広場に公園。


葛原
小さな購買店。


葛原葛原
小道の電柱には、津波注意の標示がありました。


葛原
チリ地震によって起きた津波が、高いところでは数メートルにもなるかも、ということで、
友人が是非体験したいとレンタカーまで借りて行くと言うので、
付き添いで便乗してみました。

太平洋側の外海に面した所がよいだろうという相談の結果、
日南や宮崎あたりも候補に挙がりましたが、福岡からの移動距離を考えて、
ここ大分県佐伯市の、旧蒲江エリアを選びました。

海岸線をずっと走ったうえ、湾が外海に開けていて、
いざというときは高い所に逃げられそうということで、ここ葛原で待機です。


葛原
すこしくらいの高浪なら、ここに登ればよいのでは、という浜辺の岩山。


葛原
普通の波とは明らかに見た目が違う、台形に盛り上がったような波がやってきて、
そのまま川を逆流して遡上していきました。
津波を見たことがなかったので、見てわかるものか疑心暗鬼でしたが、
本当に急に潮位が増し、そのあと急に引いていくんです。
河口のコンクリにも、急に水嵩が増して、すぐに引いた跡が、くっきりと残っています。
高さ15センチから20センチくらいの津波だったのだと思います。
地元のおばちゃんたちと、わいわい騒ぎながら眺めることができました。


葛原葛原
そんな騒ぎはどこ吹く風、波当津行きの最終バスが、葛原を通り過ぎていきます。
波当津までは、海沿いの高台をもうひとつ越える必要があります。
そしてバスは波当津で夜を過ごし、翌朝の始発便に備えます。



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Posted by ちょんびん at 07:07 │大分バス