地元の西鉄バスを中心に、いろいろな地域のバス路線風景を記録しています。西鉄以外の地域にもすぐ行きたくなるので、どこかで「九州路線バスの旅」とでも改名しようかと検討中ですが、西鉄バス中心に回帰しようという気持ちもあります。雑誌「秘境路線バスをゆく」に寄稿させていただきました。

2010年08月20日

五馬入口


入口、ってのはある意味傲慢な見方です。
都心部から郊外へ行く場合などに、主要道からの分岐点につくんですが、
あくまで都心を意識した呼称だと思います。
例えば早良口や脇山口なども、メインの通りは天神~姪浜だという前提があり、
そこから郊外である早良や脇山に分岐するという、
漠然とした主従関係があるように感じることがあります。

さらに、脇山口や早良口、中津口や香春口などには、
そこに特定の地名があったとしても、
分岐地点自体の佇まいよりも、郊外にある特定地点への分岐点という側面の方が強く
その場所自体への注目度が薄いという前提があるのではないでしょうか。
朝倉街道は朝倉地域には含まれず、地名としては針摺なんですけれども、
認知度としては朝倉街道としての方がずっと上でしょう。

ただし、分岐点だからこそそこに人が集まるようになり、
その集落が栄える結果をもたらすことが多いので、
この因果関係はどちらが先なのか場所ごとに違うのでしょう。

なんていう前提を、全部ひっくり返すかのような「五馬入口」。



バス停の後ろは、松原ダムです。
ダムに沿って走っている道は日田街道、現在の国道212号線で、
日田から杖立を通って小国に至ります。
ここから確かに側道が分かれていて、五馬方面に行けるわけですが、
日田から五馬に行くのであれば、別の街道筋があります。

この周囲、ダムで集落が水没してしまっているので、
人の暮らしがあった頃には、もっとわかりやすい形で、
小国や中津江からやってきた人が、
日田に行くか五馬に行くかの分岐をする場所だったのかもしれません。

ただ今は、バス停の存在意義もすぐにはわからない立地になっています。
実際には、久木野から車でここまで送迎をして、
日田までの往復はバス、なんていう使い方のできるバス停なのかも。
杖立までは観光路線なので、土日祝も5往復走ってますし。


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Posted by ちょんびん at 17:17│Comments(0)日田バス
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