地元の西鉄バスを中心に、いろいろな地域のバス路線風景を記録しています。西鉄以外の地域にもすぐ行きたくなるので、どこかで「九州路線バスの旅」とでも改名しようかと検討中ですが、西鉄バス中心に回帰しようという気持ちもあります。雑誌「秘境路線バスをゆく」に寄稿させていただきました。

2010年06月17日

白石駅前


佐敷駅前と白石駅前。
片側はもと鹿児島本線、現在は肥薩おれんじ鉄道の駅。
JR時代は特急も停まる駅でしたが、
九州新幹線の部分開通と共に、特急自体が消えてしまいました。

もう片側は球磨川沿い、肥薩線の駅。
八代を基点にして考えると、とても離れているような印象を受けますが、
どちらも同じ芦北町内にあり、産交バスが結んでいました。
けれども5/31をもって、ここ白石駅前への路線は廃止となりました。



白石駅前には待機スペースがなかったため、
バスはすこし手前で停まりました。橋を眺めながらバス停まで進みます。



橋の突き当たりに立っていたバス停は、すでに顧みられることもないのか、
ひどく錆びて最期の時を迎えました。
かといって、新調されてすぐに撤去されてしまうよりは、
最後まで仕事をやりきったようでよいのかもしれません。



橋のこちら側は芦北町ですが、向こう側は球磨村です。
線路はこのあたり芦北町側を走っていますが、並行する道路はさほど広くありません。
向こう岸の道路は国道。高速道路ができて、その重要性は多少薄れているのかもしれませんが、
熊本と鹿児島・宮崎を結ぶ主要路線であります。



肥薩線ももとは熊本と鹿児島を結ぶ大動脈であったわけですが、
栄枯盛衰は世の常、今は静かな非電化単線です。
八代からずっと球磨川沿いを人吉まで走り、
人吉からはスイッチバックやループもある山岳路線と、
観光目的としてはアクセントに富んでいますが、
移動手段としては万人受けするものではないのかも。



町内の海側と山側を結ぶ路線、とても見どころの多いものでしたが、
静かにその営業を終えました。
といっても需要がゼロになったわけではないので、
今後は町営のバスが同じルートを走ります。無料です。
なのに食指が伸びないのは、実用以外の想いが必要だからでしょうか。

そして、折り返しまで僅かな時間しかなかったため、
駅自体に訪問することなく、今回の滞在が終わりました。


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Posted by ちょんびん at 07:17│Comments(0)産交バス
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