地元の西鉄バスを中心に、いろいろな地域のバス路線風景を記録していましたが、当方都合により過去記事は非公開になりました。西鉄以外の地域にもすぐ行きたくなるので、どこかで「九州路線バスの旅」とでも改名しようかと揺らいだこともありましたが、たぶんずっと「西鉄」の名前を消さずにいると思います。最終的に回帰するのは地元ってことでしょうか。でも子育てが終わったらどこかに移住したい気持ちもありますね。

2010年06月25日

浅子教会前

浅子教会前
旅にはロマンが必要です、と大層なものではないのですが、
平日にしか走らないバス路線となると、それだけで行ってみる価値があるように感じて、
どんな場所かも知らないくせに、来てしまいました、佐々。

「浅子教会前」平日朝昼夕の3往復のみ、
土日は走らない路線に乗ります。


浅子教会前浅子教会前
途中、臼の浦港あたりでは湾の堤防沿いを走り、
浅子の中心集落を過ぎると、港に出るために丘を越えます。
そして終着が、「浅子港」ではなく「教会前」なのもまたよいではないですか。
って、共感していただけない方が世間の大多数であることは理解したうえで、
なんとなくわかるって方とよりたくさん出会うため、このブログを書いておりますw


浅子教会前
折返し待機時間は1分(笑)
着発(着時刻と発時刻が同じ)でないだけでも、よしとしましょう。
教会前で待っている乗客も1人おられたので、
運転士さんに「帰りもお世話になります」と一言残して、急いで写真を撮ります。

目の前は海で、これまで訪問したどの終着点よりも広々としています。
けれども、その広さが表現できるような、引きの画が撮れるほど遠くまで行く余裕はなく、
バスの周囲をひとまわりするのが精一杯でした。


浅子教会前
バスは保育園の右脇を抜けて、また佐々バスセンターに戻ります。


浅子教会前
バス停名の教会は、すこし奥に佇んでいるもののようです。
あまり目立つ建物ではなく、屋根の十字架でのみ、あれだろうと推測できます。
平戸と長崎をつなぐ海沿い、ここに教会が建てられた意味、
江戸時代のキリスト教に対する迫害の過去、
学校で習った以上の知識は持ち合わせていませんが、
この教会がこれまで過ごしてきたであろう歴史に想いを馳せつつ、短い滞在は終わりです。



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Posted by ちょんびん at 21:45 │西肥バス
この記事へのコメント
浅子教会、こんなところなんですね!!

海辺の丘の上の教会というイメージがあったので(というか勝手な想像でw)、意表を付かれました♪

それにしても、たった1分の折り返しでここまで撮るとは凄まじい行動力です。

この路線は終点より、むしろ途中の臼の浦あたりがクライマックスのようですね!
Posted by ハンズマン at 2010年06月26日 21:28
浅子教会、港でした。
地図でイメージしてたのは、もっと岬だったんですけど、
蒲江の尾浦小学校のような、開けた場所でした。

確かに、臼の浦で湾に沿いながら走る部分と、
浅子小中学校から、港に抜けるために丘を越えて、
最後に開けたところに出る、という対照まで、
一連の流れで総合的に魅力を醸しています。
Posted by ちょんびんちょんびん at 2010年06月27日 21:11