地元の西鉄バスを中心に、いろいろな地域のバス路線風景を記録していましたが、当方都合により過去記事は非公開になりました。西鉄以外の地域にもすぐ行きたくなるので、どこかで「九州路線バスの旅」とでも改名しようかと揺らいだこともありましたが、たぶんずっと「西鉄」の名前を消さずにいると思います。最終的に回帰するのは地元ってことでしょうか。でも子育てが終わったらどこかに移住したい気持ちもありますね。

2010年09月06日

文政廻し

文政廻し文政廻し文政廻し
「文政廻し」です。いかにも干拓地という地形、
文政という歴史を感じさせる地名と、九州新幹線の高架のミスマッチが、
私には好もしいものに感じられます。

潮がひいたときに陸地になる場所に杭を立て、
縄などを張って土砂を堆積させて堤防にしたところが「搦(からめ)」。
堤防によって水をさえぎり、土を盛って陸地にしたところが「揚(あげ)」。
干拓した部分はどうしても塩分濃度が高くなるので、
土壌の成分改善のため周囲に引いた用水路が「廻(まわし)」ではないかと思います。

↑このへん、バスに乗りながら見た風景などから推測し、
思いこみで書いてますので、正確なことが知りたい方は、
図書館などで干拓について調べてご指導ください。

私は正確な地名の由来追究はしていませんが、
ただ各地にある地名ひとつひとつに歴史があり、
そこにいた人たちの想いやら喜びやら苦悩やら、
そういうものが込められているんだろうなぁ、と漠然と思うのが好きです。

文政年間に造られた用水路なのか、
この土地自体が文政年間の干拓なのか、
じつは文衛門さんと政次郎さんの土地だったりして、なーんて。



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Posted by ちょんびん at 07:07 │産交バス