地元の西鉄バスを中心に、いろいろな地域のバス路線風景を記録しています。西鉄以外の地域にもすぐ行きたくなるので、どこかで「九州路線バスの旅」とでも改名しようかと検討中ですが、西鉄バス中心に回帰しようという気持ちもあります。雑誌「秘境路線バスをゆく」に寄稿させていただきました。

2011年05月27日

泥泪

長崎から本村への峠越え道が歩けることを確認して、
長崎始発便までまだ時間があるので、



車で葛俣線を少し上って、「泥泪」へ。「どろめき」と読みます。
泪は「なみだ」とも読みますが、「めき」とはつまりは湿っている状態なわけです。
ときめきとか、久留米が今盛んにPRしている「ほとめき」とか同源かと。
ほとめくの場合、「ほと」とはもともと女性器のことですんで、
濡れるくらいの優しい心遣いがほとめきだと思うんですが、
いいんですかね、そういう単語を前面に押し出して、
と久留米のキャンペーンを見ながら思っておりますw

それはさておき、地名からみて、
もとはこのあたり、泥濘んだ湿地だったのだろうと推測されます。
現在は川に沿ったところに田が整地されていて、
特にここだけが不毛の土地という感じではありません。
低湿地≒生活不適地という観念が私の中にあるのですが、
水稲栽培を考える場合、湿地は必ずしも耕作に不向きとも言えないでしょうし、
泥泪も、水が潤沢に使える場所、という褒意が含まれた名前なのかもしれません。

北部九州では広く、湿地帯のことを「ムタ」といいますが、
九重飯田高原の千町無田なんかも、
もとは大湿地帯だったのを穀倉地帯にして今があるのでしょうし、
大牟田も、泥炭地の下には良質の石炭が眠っていたのでしょうし、
バス停に採用される地名に目を向けるだけで、
いろいろと妄想を広げることが可能です。正しいのかどうかはともかくとして。
あくまでひとり遊びの範疇ですので、検証する必要もないと思っております。

あ、でも、正しいことを知りたくないわけではないので、
正確な知識をお持ちの方からのご鞭撻は大歓迎でございます。



これまた私の少ない経験から感じるのですが、
田舎のこういう集落中心のバス停前商店って、
必ずナビスコのチップスターと、魚肉ソーセージ系、特にベビーハムが必ずあります。
どちらも日持ちしますし、年配の人でも食べられますし、人気があるのか、
それとも流通が特別強いのか、といつも思いつつ、
お邪魔した場所への地域奉仕として手軽なので、今回も買いました。
地元のスーパーで、特売なら100円を切ることもあるベビーハムを、
200円出して買うのが、私の経済貢献なのですw


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Posted by ちょんびん at 17:17│Comments(4)産交バス
この記事へのコメント
「ほとめき」…

そういう意味やったんや…(;^_^A

ちょっと、ビックリ…さて、このあと、どうコメントしたらよいやら…(^o^;)
Posted by あかずきんくん at 2011年05月27日 19:27
反応しづらいところを、拾ってくださってありがとうございます。

横浜の保土ヶ谷も、もとは「ほとがや」で、
アレのような形をした谷地形だからという説がございまして。

現在とは、言葉のタブー感覚も違ったんでしょうね。
この系統の話は、いくらでも膨らませられる気がしますが、
本日はこのあたりで自粛いたします。
Posted by ちょんびん at 2011年05月27日 20:07
ほとめきというのは筑後弁(特に久留米で)「おもてなし」という意味がありまして、"うちにきたらほとめくばい"と言ったら、"どうぞ私の家へいらっしゃい"とか、そんな感じの意味になるわけです。
でも、どうもこの記事を読んだあとだといろいろなものが頭を渦巻いて前述の文章を見るたびに吹き出してしまいますw

もしかすると「ほとめき」は、むかしは隠語のようにして使われていたのかもしれません…。
Posted by Salam817 at 2011年05月28日 22:00
現在は、とても健全な、歓待の言葉として使われていますね。

昔が隠語だったかどうかのニュアンスはわかりませんが、
○○が○○するくらい歓迎しちゃるばい、っていう比喩の一例であって、
忌避されるような価値観がなかったんじゃないかと思います。
性表現の基準は、昔のほうがずっと大らかな部分も多く見られますし。

この話題、例が非常に挙げづらいので、
うまい言い回しが思いついたときに蒸し返したいと思います・笑
Posted by ちょんびんちょんびん at 2011年05月28日 22:54
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