2016年10月29日
「砂津本陣會總本部」とは

砂津本陣會總本部とは、基本、バスヲタの集まりです(笑)。
バスを愛し、バスの車体や路線を愛し、
過去のバス路線を調査したり思い出を語ったりしながら、
バスの将来を憂い考える仲間たちで活動しています。
活動拠点は北九州市小倉北区の居酒屋「砂津本陣」。
西鉄バス小倉自動車営業所に隣接するこの店の二階からは、
車庫に停まったバスたちがよく見えるため、集会は必ずここで行われ、
毎回参加者がそれぞれ思い思いに、自分の興味の対象について語ります。
最近では、西鉄バスの廃止路線を、路線バスを借りて巡るツアー「廃止路線完全復活祭」を運営し、
各地域の魅力や潜在的な観光資源を掘り起こし、情報発信することで、
地方への訪問客を増加させ、地域振興に繋げることも模索しています。
2016年10月29日
「西鉄バス廃止路線完全復活祭」とは

西鉄バス廃止路線完全復活祭は、
現在は廃止されてしまったバス路線を、貸切バスで辿ろう、
というバスファンのためのオフ会です。
といっても貸切専門の車両を使うのではなく、
いつもは普通の路線バスとして走っている車両を借り切って、
なるべく路線バス運行当時の雰囲気に近づけよう、というのがこだわりです。
バスで廃止区間を走るだけで終わるのではなく、
風景のよいところで撮影会をして楽しむのも特徴です。
設定された撮影ポイントに到着したら、撮影希望者はバスから降り、
停車しているバスに向かって思い思いの角度からカメラを向け、
バスと風景を絡めた作品撮影に勤しみます。
撮影ポイントは定点だけではなく、区間で設定されることもあり、
A地点からB地点までと決められた区間をバスが徐行で走るので、
撮影者は自分だけの撮影ポイントを探して、限られた時間の中で趣向を凝らします。
運営は、バスファン有志の集まりである砂津本陣會が中心となって行っています。
西鉄バス廃止路線完全復活祭 開催実績
第一回 北九州門司
第二回 田川川崎添田
第三回 京築伊良原ダム
第四回 直方
第五回 鳥栖
第六回 山鹿
第七回 大隈
第八回 n
2016年10月30日
西鉄バス廃止路線完全復活祭 第一回北九州門司

撮影:ハンズマン(ウエスタンビュー)
西鉄バス廃止路線完全復活祭開催実績 第一回 北九州市門司エリア
2016年7月21日(土)

車両は、近年急速に姿を消している西工ボデーの工製58MCタイプ、
日産ディーゼル社製の八幡営業所6659。現在西鉄バスの最古参です。
主な撮影訪問地 築地町・和布刈公園・青浜・喜多久・今津(全て北九州市)など
北九州でも少しずつ数を減らしている、西工の傑作58MCを使用し、
十数名が参加して第一回が行われました。
集合は黒崎の旧バスセンター前。
初回ということもあり運営が不慣れで、運行時分設定や撮影時の集合離散がうまくいかず、
予定より90分の遅延トラブルが発生しました。
けれども、これによりツアー運営に際する諸課題あぶり出しと把握ができ、
第二回目以降の円滑な運営のための、運営ノウハウを獲得することができました。
この第一回ツアーでは、車内に停留所名表示をするタブレッド画面を設置し、
地理不案内の参加者にも分かりやすいインフォメーションを試みたりました。
また、沿線の歴史的背景を地元在住者に事前取材し、
それを「旅のしおり」や、車内マイクで発信しています。
この取り組みは二回目にも踏襲され、当ツアーならではの特徴となっています。
砂津本陣會とは?
2016年10月30日
西鉄バス廃止路線完全復活祭 第二回田川川崎添田
西鉄バス廃止路線完全復活祭開催実績
第二回 旧添田交通 田川川崎添田エリア 2016年10月2日(日)

車両 筑豊22か595 田川営業所116(虹バス)
主な撮影訪問地 ひこさん湯遊共和国・上安宅(以上川崎町)、
大藪・陣屋・彦山駅・豊前坊:山口橋(以上添田町)、二本煙突(田川市)など
使用車両は、西鉄の地方路線が分社化されていた旧添田交通時代の
オリジナル塗装を引き継ぐ通称「虹バス」田川116で、
参加者は着席定員限界の25名と盛況でした。
西鉄後藤寺の営業所を出発し、川崎添田の各廃止路線終点を多数訪問、
昭和30年代に数本だけ走っていた幻の終点大藪にも訪問し、
現地の方から当時の思い出話を聞くことができました。
昼食を道の駅「歓遊舎ひこさん」で済ませてからは、英彦山周辺の路線へ。
豊前坊では第一回では撮り忘れていた全体集合写真も撮影でき
、田川市内で戻る途上では参加者の自己紹介タイムもあって、
終始なごやかな雰囲気で過ごすことができました。
西鉄バス廃止路線完全復活祭添田ローカル編撮影地一覧
運転士さんは添田交通採用の方で、
かつてこの地域の上安宅や陣屋・英彦山線を乗務されていた経験があるため、
貴重な当時の思い出話を交えつつ、各終点を巡ってくださいました。
時としてむしろ、参加者よりノリノリだったかもしれません。
開催前の準備として、戸立峠の旧道などバス通行に支障が出そうな区間で、
枝の伐採などの整備作業を行いました。
その際に地元の方々と交流する機会があり、
このバス路線復活祭の開催を説明できていたためか、
復活祭当日は、多くの沿道の方々に手を振っていただきました。
この復活祭開催を知らない方でも、
地元公民館で宴会をしている方や、彦山駅に偶然来ていた観光客の方も、
開催までの経緯を話すと賛同されて一緒に盛り上がりました。
バスでローカル廃止路線を辿るこの活動は、
観光客誘導や、ひいては地域振興にも貢献できるのではないか、
という大きな可能性を感じることができました。
砂津本陣會とは?
第二回 旧添田交通 田川川崎添田エリア 2016年10月2日(日)

車両 筑豊22か595 田川営業所116(虹バス)
主な撮影訪問地 ひこさん湯遊共和国・上安宅(以上川崎町)、
大藪・陣屋・彦山駅・豊前坊:山口橋(以上添田町)、二本煙突(田川市)など
使用車両は、西鉄の地方路線が分社化されていた旧添田交通時代の
オリジナル塗装を引き継ぐ通称「虹バス」田川116で、
参加者は着席定員限界の25名と盛況でした。
西鉄後藤寺の営業所を出発し、川崎添田の各廃止路線終点を多数訪問、
昭和30年代に数本だけ走っていた幻の終点大藪にも訪問し、
現地の方から当時の思い出話を聞くことができました。
昼食を道の駅「歓遊舎ひこさん」で済ませてからは、英彦山周辺の路線へ。
豊前坊では第一回では撮り忘れていた全体集合写真も撮影でき
、田川市内で戻る途上では参加者の自己紹介タイムもあって、
終始なごやかな雰囲気で過ごすことができました。
西鉄バス廃止路線完全復活祭添田ローカル編撮影地一覧
運転士さんは添田交通採用の方で、
かつてこの地域の上安宅や陣屋・英彦山線を乗務されていた経験があるため、
貴重な当時の思い出話を交えつつ、各終点を巡ってくださいました。
時としてむしろ、参加者よりノリノリだったかもしれません。
開催前の準備として、戸立峠の旧道などバス通行に支障が出そうな区間で、
枝の伐採などの整備作業を行いました。
その際に地元の方々と交流する機会があり、
このバス路線復活祭の開催を説明できていたためか、
復活祭当日は、多くの沿道の方々に手を振っていただきました。
この復活祭開催を知らない方でも、
地元公民館で宴会をしている方や、彦山駅に偶然来ていた観光客の方も、
開催までの経緯を話すと賛同されて一緒に盛り上がりました。
バスでローカル廃止路線を辿るこの活動は、
観光客誘導や、ひいては地域振興にも貢献できるのではないか、
という大きな可能性を感じることができました。
砂津本陣會とは?
2017年04月05日
西鉄バス廃止路線完全復活祭 第三回京築伊良原ダム
西鉄バス廃止路線完全復活祭開催実績
第三回 旧京築交通 勝山行橋豊津犀川エリア 2017年3月12日(日)

車両 筑豊22か595 田川営業所116(虹バス)
主な撮影訪問地 伊良原ダム・崎山・蓑島・豊津支所など
西鉄バス廃止路線完全復活祭#3京築ローカル伊良原ダム編撮影地一覧
使用車両は前回と同じ「虹バス」田川116で、
参加者は前回よりも増え、立席が出るほどに。
今回は、デイリーポータルZさんの取材も。

道の駅いとだを出発し、新仲哀トンネルを抜け、勝山から行橋へ、
行橋沖の終点「蓑島」では、海岸沿いの隘路を走り、
本来虹バスが走るはずのない海際の風景も撮影できました。

昼食を物産直売所「国府の郷」で済ませてからは、
豊津支所を経由して、伊良原ダムへ。
まもなくダム湖の底に沈む、かつてのバス路線を辿り、
ダム工事の方や地元の方にも同行いただいて、
もう二度とバスが走ることのないだろう道を進みました。

帆柱小学校終点跡を経由したあと、地元の販売店である「おこぼう庵」では、
おいしいお米と惣菜をふるまっていただくというサプライズ。
ああ、塩むすびって、こんなにおいしかったっけ、という感動の味。
廃止路線完全復活祭が目指す、地域の方々との触れ合いも
充分に果たすことができました。また訪問したいと思います。
運転士さんは前回と同じ方。
私たちの変態ぷりも理解いただき、どこにどう止めようかなど、
マニアの欲求を満たす手段も把握いただいたようで、
撮影は常にスムーズに進みました。
そして特筆すべきは、その運転テクニック。
前回から感じていたのですが、狭い道でも最小限のハンドルさばきで、
事もなげに進んでいかれます。
移動中の快適さは、運転士さんの技に負うところが大きいです。
本当にありがとうございました。
砂津本陣會とは?
廃止路線完全復活祭とは?
第三回 旧京築交通 勝山行橋豊津犀川エリア 2017年3月12日(日)

車両 筑豊22か595 田川営業所116(虹バス)
主な撮影訪問地 伊良原ダム・崎山・蓑島・豊津支所など
西鉄バス廃止路線完全復活祭#3京築ローカル伊良原ダム編撮影地一覧
使用車両は前回と同じ「虹バス」田川116で、
参加者は前回よりも増え、立席が出るほどに。
今回は、デイリーポータルZさんの取材も。

道の駅いとだを出発し、新仲哀トンネルを抜け、勝山から行橋へ、
行橋沖の終点「蓑島」では、海岸沿いの隘路を走り、
本来虹バスが走るはずのない海際の風景も撮影できました。

昼食を物産直売所「国府の郷」で済ませてからは、
豊津支所を経由して、伊良原ダムへ。
まもなくダム湖の底に沈む、かつてのバス路線を辿り、
ダム工事の方や地元の方にも同行いただいて、
もう二度とバスが走ることのないだろう道を進みました。

帆柱小学校終点跡を経由したあと、地元の販売店である「おこぼう庵」では、
おいしいお米と惣菜をふるまっていただくというサプライズ。
ああ、塩むすびって、こんなにおいしかったっけ、という感動の味。
廃止路線完全復活祭が目指す、地域の方々との触れ合いも
充分に果たすことができました。また訪問したいと思います。
運転士さんは前回と同じ方。
私たちの変態ぷりも理解いただき、どこにどう止めようかなど、
マニアの欲求を満たす手段も把握いただいたようで、
撮影は常にスムーズに進みました。
そして特筆すべきは、その運転テクニック。
前回から感じていたのですが、狭い道でも最小限のハンドルさばきで、
事もなげに進んでいかれます。
移動中の快適さは、運転士さんの技に負うところが大きいです。
本当にありがとうございました。
砂津本陣會とは?
廃止路線完全復活祭とは?
2017年06月18日
【地元コラボイベント初開催報告】伊良原線路線バス完全復活祭

私が広報を務める砂津本陣會は「西鉄バス廃止路線完全復活祭」と称して、
各地の西鉄バス路線廃止区間に一日だけの貸切バスを走らせています。
往時の雰囲気を想像しながら乗って楽しみ、
景色のよい場所でバスを停めて撮って楽しむというマニア活動のオフ会です。
すでに門司や京築、筑豊で4回の「復活祭」を開催しています。
⇒これまでの開催実績

今年3月には、犀川町(現みやこ町)の伊良原を訪問。
ダムの底に沈むため、すでに一般車通行止めになっているかつてのバス路線を、
許可をいただき走行しました。さらには建設中のダムをバックに撮影会も行いました。

その模様をご覧になった地元の方より
「私たちも最後の記念に、思い出の地をバスで走りたい」というご要望をいただきました。
そこで砂津本陣會は地元有志の方々と連携し、バス運行の許可申請やダイヤ設定を行い、
本日6月18日(日)地元の方向け「伊良原線路線バス完全復活祭」を開催しました。
※今回は内輪のイベントではないため、
西鉄さんが運営に関与しているという誤解を生じないよう、
対外的イベント名称に西鉄を含めていません。
ただし、バス車両は西鉄の路線バス車両を借り切っています。

行橋駅を出発したバスは、一路伊良原ダムの通行止め区間へ進入。
その後、路線バス時代の終点である帆柱小学校近くで折り返し、
物産直売所の「おこぼう庵」で地元の方40名あまりを載せて、
ふたたび伊良原までを往復します。

参加者は、立ち退きとなった伊良原地区の方を中心に130名を超え、
おこぼう庵とダム底の間を計4往復しました。
読売新聞社とFBS福岡放送の取材もいただき、
地元の方々が最後の思い出を心に刻むお手伝いができたのではないかと自負しております。
開催にあたりご協力くださった方々に、あらためてお礼申し上げます。ありがとうございました。
このように、バス路線を辿りつつ地元の方々と交流する活動は、
地方創生や町興しとしてもお役に立てるのではないかと考えております。
もし何かお手伝いできることがありましたら、ご指導いただければ幸いです。
続きを読む
タグ :廃止路線完全復活祭
2017年06月20日
ダムに沈む古里見納め 伊良原地区住民らバスツアー

おととい18日(日)に運営で協力したバスツアー、
まずは読売新聞さんが記事にしてくださいました。
地元の方130名を超える参加があり、
3往復の行程すべてバスが満員になりました。
そのため、お年寄りの方も立っていただくことになり、
転んでケガでもされないかと心配しましたが、
無事に皆さんに楽しんでいただけました。
「バスが満員でご迷惑かけますー」
と恐縮してみたところ、
「昔の混雑はこんなもんじゃなかったよー」
などと昭和30年代の思い出を語る方が続出w
もっと湿っぽいお別れになるかと予想してましたが、
久しぶりの同窓会みたいな感じで、
盛り上がったのでよかったです。
読売の北九州と京築の地方版に載ってますので、
地元の方はどうぞお買い求めください。
続きを読む
2017年11月11日
伊良原ダム廃止路線完全復活祭まとめ
もともとは、マニアのオフ会がきっかけだったのです。
犀川から帆柱登山口まで、かつては西鉄バスの路線があり、
ある時期は「パジェロバス」なるものも走っていました。
路線は廃止になって久しいのですが、このたび「伊良原ダム」の建設が完了し、
湛水が始まることで元のバス路線道路は周辺の集落とともに水没することに。
県のダム建設事務所から許可をいただいて、マニア25名ほどを乗せたバスが、
一般車両通行止めになった道路を走ったのが、2017年の3月。
個人的にはとても昔のことのようにも思えますが、今年の春なんですよね。
http://nishitetsu.yoka-yoka.jp/e1986944.html
東京のウェブメディア「デイリーポータルZ」さんから取材もいただくなど、
西鉄バス廃止路線完全復活祭が3回目にして円熟期を迎えたと感じました。
その時に同行いただいた上伊良原の方が話されたのでしょうか、
ダムの底に沈む道を我々がバスで走ったことが、地元の人に知るところとなったのです。
ダム建設のため住み慣れた土地から移住しなければならなかった方々を中心に、
「私たちも最後の記念に思い出の地をバスで走りたい」
という声が上がったのは、まあ必然と言えるでしょう。
ということで、地元有志によるダムツアー実行委員会の方々に協力する形で、
砂津本陣會總本部がバス手配やダム関係者との交渉をさせていただきました。
地元の方やマニア総勢140人以上を乗せて、かつてのバス路線を辿ったのが、
2017年6月のとある日曜日。
天候にも恵まれて、皆さまの記憶に残るイベントができたと自負しております。
FBSさま、読売新聞社さま、西日本新聞社さまの取材もいただき、
マニア活動が地域貢献にも繋がるという、新たな展開をも期待させる日となりました。
前ふりが長くなりましたが、当日の模様を撮影した写真が、
やっとブログ掲載完了しましたので、一覧としてここにまとめ、
あらためて関係各位にお礼申し上げます。ありがとうございます。
この後すでに復活祭は第4回直方地区が開催され、
明日11月12日は第5回鳥栖地区の挙行を控えております。
当方の能力不足によりご報告が遅れておりますこと申し訳ありません。
ダムの底に沈む地域に、多くの人の暮らしがあったこと、
それが失われる際に、それぞれの人のさまざまな思いが交錯したこと、
その記憶の補完の一助となりましたら、何よりの喜びです。
行橋営業所出発:伊良原ダム西鉄バス完全復活祭
行橋駅前:伊良原ダム西鉄バス完全復活祭
伊良原ダムを下流側から
伊良原ダムの見学台から
おこぼう庵
上伊良原バス停
荒瀬橋にもバス停を
川久保
伊良原ダムの底を走る
新下伊良原代替地
伊良原大橋
尾行送迎バス
犀川から帆柱登山口まで、かつては西鉄バスの路線があり、
ある時期は「パジェロバス」なるものも走っていました。
路線は廃止になって久しいのですが、このたび「伊良原ダム」の建設が完了し、
湛水が始まることで元のバス路線道路は周辺の集落とともに水没することに。
県のダム建設事務所から許可をいただいて、マニア25名ほどを乗せたバスが、
一般車両通行止めになった道路を走ったのが、2017年の3月。
個人的にはとても昔のことのようにも思えますが、今年の春なんですよね。
http://nishitetsu.yoka-yoka.jp/e1986944.html
東京のウェブメディア「デイリーポータルZ」さんから取材もいただくなど、
西鉄バス廃止路線完全復活祭が3回目にして円熟期を迎えたと感じました。
その時に同行いただいた上伊良原の方が話されたのでしょうか、
ダムの底に沈む道を我々がバスで走ったことが、地元の人に知るところとなったのです。
ダム建設のため住み慣れた土地から移住しなければならなかった方々を中心に、
「私たちも最後の記念に思い出の地をバスで走りたい」
という声が上がったのは、まあ必然と言えるでしょう。
ということで、地元有志によるダムツアー実行委員会の方々に協力する形で、
砂津本陣會總本部がバス手配やダム関係者との交渉をさせていただきました。
地元の方やマニア総勢140人以上を乗せて、かつてのバス路線を辿ったのが、
2017年6月のとある日曜日。
天候にも恵まれて、皆さまの記憶に残るイベントができたと自負しております。
FBSさま、読売新聞社さま、西日本新聞社さまの取材もいただき、
マニア活動が地域貢献にも繋がるという、新たな展開をも期待させる日となりました。
前ふりが長くなりましたが、当日の模様を撮影した写真が、
やっとブログ掲載完了しましたので、一覧としてここにまとめ、
あらためて関係各位にお礼申し上げます。ありがとうございます。
この後すでに復活祭は第4回直方地区が開催され、
明日11月12日は第5回鳥栖地区の挙行を控えております。
当方の能力不足によりご報告が遅れておりますこと申し訳ありません。
ダムの底に沈む地域に、多くの人の暮らしがあったこと、
それが失われる際に、それぞれの人のさまざまな思いが交錯したこと、
その記憶の補完の一助となりましたら、何よりの喜びです。
行橋営業所出発:伊良原ダム西鉄バス完全復活祭
行橋駅前:伊良原ダム西鉄バス完全復活祭
伊良原ダムを下流側から
伊良原ダムの見学台から
おこぼう庵
上伊良原バス停
荒瀬橋にもバス停を
川久保
伊良原ダムの底を走る
新下伊良原代替地
伊良原大橋
尾行送迎バス