地元の西鉄バスを中心に、いろいろな地域のバス路線風景を記録していましたが、当方都合により過去記事は非公開になりました。西鉄以外の地域にもすぐ行きたくなるので、どこかで「九州路線バスの旅」とでも改名しようかと揺らいだこともありましたが、たぶんずっと「西鉄」の名前を消さずにいると思います。最終的に回帰するのは地元ってことでしょうか。でも子育てが終わったらどこかに移住したい気持ちもありますね。

2010年06月05日

三輪そ・れ・り


「三輪そ・れ・り」。



めくばーるからやってきたバスが、



本来は30分の待機があるはずなのですが、
着発ですぐにめくばーるに折り返していきます。
通学用バスなので、時刻表に載っていない時間帯でも、
下校に必要と判断されれば走ります。
誰が制御しているのかわかりませんが、柔軟な運用です。



甘木鉄道の踏切の北側、



大きな芝生の広場と、その奥の福祉施設、


駐車場の前に、バス停があって、



その先に町があります。



統一感のある街並みつくりです。
全部同じ色なのは、どうなんだろうと思うところもあるのですが。  続きを読む


Posted by ちょんびん at 17:17甘木観光バス

2010年06月05日

めくばーる


旧三輪町、現在は筑前町の、めくばーるです。
雨の午後、帰宅する小学生がたくさんバスを待っています。
車で迎に来ている親御さんもたくさんおられます。
持ち回りなのか、バスに乗り込む子どもたちを引率する保護者もおられました。



スクールバスなので、
山隈と三輪それりが同時刻に発車するという、特殊なダイヤです。
しかも、通学生が多いときは一般客を積み残します、
という事前予告のある路線です。



実際に積み残しが出そうなほどの人数は、
この日はいませんでしたけどね。
見た感じ、低学年が多いようだったので、
全校一斉に下校したときには、もっと賑やかなのかもしれません。



バスが去ったあとは、
さっきまでの喧騒が嘘のような静寂が訪れます。  続きを読む


Posted by ちょんびん at 07:07甘木観光バス

2010年05月30日

矢の竹


角枝から来ると、左側に水の文化村が見えてきて、
右手前方には、住宅がある交差点を



道なりに左折すると、



「矢の竹」バス停があります。
佐田までの便は廃止になりましたが、
ここ矢の竹までの路線は健在で、
佐田からさらに先の牟田まで延びた、コミュニティバスの接続点になっています。
といっても、3月の廃止以降はまだ訪れることができていません。



水の文化村入口への階段右側に、待合所も設えてあります。



で、先ほどの分岐点から、右に行ったところにも、バス停がありますが、
なぜかこちらは「矢野竹」。
佐田線が両筑交通時代は、「矢の竹」だったようなので、
設置時期が文字の違いと関係しているのかもしれません、と憶測です。

寺内~佐田の路線と、竹地蔵の路線は別の筋なので、
それぞれの利用状況も大したことがない状態では、
相互乗換の需要など考えられないと思うのですが、
ならばなぜわざわざ美奈宜の森から複乗させるのかがよくわからない場所です。



美奈宜の森から来たバスは、



バス停を通り過ぎて、



先ほどの分岐交差点を力ずくで大回りし、向きを変えて去っていきます。
佐田線の次は、こちらの路線の運命も風前の灯ですので、
早いうちに乗り撮りためておかなければいけないと思います。  続きを読む


Posted by ちょんびん at 17:17甘木観光バス

2010年05月02日

角枝


「角枝」。
甘木観光バスのバス停に設置されていた路線図では、
廃止までずっと「角虫」と書かれていました。
角虫は同じ甘観でも長渕線にあるバス停です。



向かいに民家が数軒見えます。
基本的には、こちらの住民が利用想定されていたのでしょうか。



バス停の後ろには、「あまぎ水の文化村」の、「水辺のふれあいゾーン」。
寺内ダムの脇に設置された親水公園です。



だだっ広い中で、利用者の姿は見えません。剪定をする人がひとりだけ。
見つけたものは、もぐら穴くらい。
子どもたちと走り回るのにはよさそうですが。



基準点がありました。
ダムの影響で地形の変動が考えられるせいか、
各地のダム公園そばでよく見ます。

佐田から歩いてきましたが、
ここはもともとの川の流れから離れているせいか、
新しく公園として整備されたところだからか、雰囲気が違いました。

3月で廃止された佐田線のバス停、以上です。

佐田
公民館前
地下
仏谷
西原
呑吉
角枝  続きを読む


Posted by ちょんびん at 07:07甘木観光バス

2010年04月12日

呑吉


ほたるの里、高木の看板。



佐田線沿線の中では、いちばん民家の多そうな「呑吉」



バスの待合スペースは、「スクールバス待合所」と書かれています。
すでに、公共交通を常時利用するのは、
車の免許を持たない子どもだけになってしまったのかもしれません。
ここの中学生は、十文字中学校に通います。
私が中学生の頃にこんな環境に置かれていたら、
きっとバスに酔うのがつらくて、毎日の通学が憂鬱だったことでしょう。

こんだけバスに乗っていながら、今でも酔うんですよね、たまにw
小中学生の頃はもっと三半規管がヤワだったようで、
博多から200番台で原に帰ればいいものを、あえて「2」を選択して、
途中唐人町あたりで酔ってバスを降り、祖母にひどく怒られた記憶なんてのもあります。



待合所の奥から斜面を登っていくほうにも、人の暮らしがあります。



甘木方面に進むと、住宅が集まっているところもあります。



ここが寺内ダムの上流部分になります。
佐田から下ってきた川幅が広くなり、風景が変わります。  続きを読む


Posted by ちょんびん at 17:17甘木観光バス

2010年04月08日

西原


4/1廃止になった佐田線の、「西原」です。



畔傍で寛ぐおばちゃんたち。
佐田から歩いてきて、初めて住民を見ました。



黒川への分岐があり、



橋を渡ったところにバス停がありました。



呑吉方向に進んで、途中の脇道へちょいと寄り道。
佐田川を渡ります。



庵?



浄化水路がありました。相変わらずこのへんでも、水はきれいに見えるのですが。  続きを読む


Posted by ちょんびん at 17:07甘木観光バス

2010年04月07日

仏谷


地下から仏谷へ。途中からは整備された道ですが、崩落が起きています。



地下側から歩いてくると、石垣の畑の上から、
バス停の銘板だけが先に見えてきます。
数件の住宅が寄り添って建つ「仏谷」です。

バス停はなぜか、
ジャスコ甘木~一ツ木神社前~朝倉病院の上から紙貼りでした。



佐田から西原にかけて、以前に大規模な山火事被害があったのか、
至る所で消防水利の表記が大きく扱われています。
各所に消防団の倉庫が設けられているように、
山間の集落では佐田に限らず、火災は致命的な被害をもたらすため、
細心の注意が図られているようです。
消防団が拠り合いの絆をつなぐという意味もあるんでしょうが。

脇を流れる佐田川は、汚れる要素も少なく、美しい水を湛えています。  続きを読む


Posted by ちょんびん at 19:03甘木観光バス

2010年04月02日

地下


「地下」。「ちか」ではなく「じげ」です。
甘木観光のバスは、3/31で矢野竹打ち切りとなりました。



バス停は川のほとりにありました。清流です。



向かい側に、たかぎ清流館。もとは小学校の校舎のようです。
高木というのは、このあたりの地域名です。
佐田に向かう途中、幾許かの住宅があります。



バス停から下流に向かうと、すぐに分岐があります。
ここから左折して行く「朝倉」は、合併でできた朝倉市ではなく、
旧朝倉郡方面と考えたほうがよいと思います。



あ、コロコロ梨工房も左折なんですね。
実際には黒川の近くにあるそうです。



さらに川沿いに下っていくと、採石場があり、むき出しの岩肌が見えてきて、



谷間の切り通しの先には、宮崎駿のアニメに出てきそうな、
年代ものの設備が稼動していて、異様な雰囲気があります。



ここから仏谷までは、大型車ちょうど1台分ほどの道幅しかなく、
前述の採石場までトラックが頻繁に走っており、歩くのはちょっと危険な隘路区間です。
バスに乗って走ると、鬱蒼とした空気が漂っていて、
甘木からの距離以上に「僻地に来た」という感覚になるところでした。  続きを読む


Posted by ちょんびん at 21:29甘木観光バス

2010年03月30日

公民館前


佐田線の終着から、ひとつ手前の「公民館前」。
佐田と地下、味のある地名の両バス停に挟まれて、地味な佇まいです。



生活改善センターの看板が揚げられています。



すこし下ったところに分かれ道があり、
「鳥屋山キャンプ場」「都野の大滝」への案内看板が立っています。
どちらも古びていますが、滝にはちょっと興味があります。
今回はかなり長い距離を歩く予定でしたので、寄り道はしませんでしたが、
次回車ででも寄ってみたいと思います。
本当に看板の通りならば、とても立派な滝です。  続きを読む


Posted by ちょんびん at 16:16甘木観光バス

2010年03月29日

佐田


甘木観光のバス停は、当バス停と隣接バス停が矢印でつながれており、
両方に隣接バス停がある場合、中央が現地だとわかるのですが、
終点バス停ではどっちが現在地なのか見てもよくわかりません。
ここは「佐田」です。3/31限りで朝倉市のコミュニティバスに転換されます。



バスの終着は三叉路の真ん中です。
直進すると峠を越えて東峰村、右に進むとさらに奥の集落、牟田です。
現在スクールバスは牟田から十文字中学校まで走っており、
廃止される佐田~矢野竹間は、このスクールバスを一般客も利用できるように、
運営方式が変換されるようです。



三叉路の分岐点には、もとガソリンスタンドだった跡が。
左側には目立つ薄桃色の建物。もとは農協関係でしょうか、
それとも一般の商店でしょうか。まだ緑色の公衆電話が残っているのが印象的です。



東峰村と牟田への道。



バスは三叉路で転回をして、出発までのわずかな時間、待機します。
進行方向すぐ先の電柱に、ここにも「コロコロ梨工房」の看板がありました。



路線が廃止になるのとは関係ないのでしょうが、
LEDの左上隅が壊れており、表示されていないのが寂しさを増幅させます。

またここにバスで訪れることがあるでしょうか。。。  続きを読む


Posted by ちょんびん at 07:07甘木観光バス