2009年08月31日
直方
直方のバスターミナルです。
後藤寺もそうなんですけど、栄えている時に建てられたターミナルは、
よい材料を使っているからでしょうか、古びても路線が寂れても風格は消えません。
たくさんの行先が消された跡があります。
「高速」飯塚・小倉、「急行」小倉・新飯塚、金田・中泉団地・武谷・筑前宮田、
中有木・水町・新多・感田・下境団地・龍王峡・内ヶ磯・大膳橋・黒崎・笹田。
路線案内には、廃止された「70」の香月~黒崎がまだ残っています。
降車場は手前にあるので、直方止まりのバスは駅前で客を降ろします。
ここからバスターミナルまでの微妙な距離が、乗換によく影響しますw
突き当たりにある直方駅。駅前通りはまっすぐに延びています。
駅前から発着するコミュニティバスが、廃止された西鉄路線のうちいくつかを補完します。
道の反対側にはJRバスも。
JRバスのターミナルには、大きな時刻表や運賃表のほかに、
各バス停までのキロ程表示があり、国鉄バス時代からの伝統が感じられます。
西鉄バスも料金設定のための距離区分はありますが、
一般にはあまり公開されていませんもんね。
非常にバリエーションに富んだ交通の要衝、直方です。 続きを読む
2009年08月31日
麦野
麦野。
旧国道3号線沿いで、雑餉隈営業所にも近く、歴史のある街なんですが、
現状のバス路線は地味です。
「410」「420」ができるまでは、「41」が博多と雑餉隈を結んでいるだけでした。
私が物心ついた頃は、「40」が甘木と福岡都心を結んでいて、
路線図上で、博多駅から真下に延びる紺色の直線が憧れでした。
国道は御笠川を挟んで東側に3車線道路として移転し、
道幅もさほど拡げられることもなく、ひと昔前の雰囲気を残していると思います。
「410」に乗車しましたが、一緒にバス停で待っていた客は、
次の「41」を待っているようで、乗り込みませんでした。
その後「410」に乗ってバス停を通過していきましたが、
「41」を待っている客ばかりで、「410」の乗客は全く増えませんでした。
「410」「420」の苦戦と、「41」が機能していること両方が感じられました。 続きを読む
2009年08月30日
朝倉街道
朝倉街道バス停、二日市方向です。駅のすぐ前です。
バス停の看板には二日市交通のロゴが残っています。
日田や杷木へのバス利用を誘導する看板もあり、ターミナルの雰囲気があります。
反対側、朝倉方面には、きれいにまとまったターミナルがあります。
大きく掲示された路線図や時刻表も、遠くまでいける気分を盛り上げます。
わずかではありますが、日田や高塚への路線も残っています。
踏切を行き来するバスも楽しめます。
杷木方面はLEDと幕が混在。
上西山~二日市は二日市交通カラーのバスをよく見ます。
それほど行先にバリエーションがあるわけではないですが、
この規模も朝倉街道の魅力のひとつではないでしょうか。 続きを読む
2009年08月29日
西鉄後藤寺
田川エリア唯一の営業所になってしまいました。田川営業所、西鉄後藤寺です。
営業所の最寄バス停に、これだけ昔の路線が残っているのは、
バス停保守のやる気がないってことです。ぜひこれからも残しておいてくださいw
路線図はそれぞれの営業所ごとに個性があっていいですよね。
田川バージョンは細い線を主体にしていて、運賃だけをハコで囲む形です。
後藤寺方面のバス停は、自動販売機の脇に電柱に隠れてひっそりと。
民家の奥に後藤寺線の踏切が。汽車が通過中、見えます?
車庫。
西行きバス停。基本は天神への高速バスが発着します。
あと博多駅への急行と、ちょっとだけ「8」の坂谷行きがいます。
でも路線図でも時刻表でも、坂谷行きがしっかりと自己主張しています。
ここを西に向かう一般路線は、坂谷だけなので、頑張ってほしいものです。 続きを読む
2009年08月28日
高泉団地
大牟田市の東部、高泉団地です。
県道5号線の御返橋~神田脇間にある横道を入って、
バスは複乗のような路線形態をとってやってきます。
でも同じバス停に戻っていくわけではないので、
岡垣町の「6」おかがき病院~病院入口のような複乗ではありません。
って、複乗の例を出すのに、なぜ岡垣を最初に思い出すんでしょうね。
団地の北西端に、ロータリー形式のバス停が立っています。
両方向行きがここを時計回りに使って、もとの道に戻っていきます。
大牟田~三池中町間は「2」「4」「7」が結んでいて、
そのうち基本的には「4」「7」が高泉団地を経由して、「2」が直行します、
という認識で間違いはないはずなんですが、朝1本だけ「2」も高泉を経由します。
団地のすぐ脇は、あまり手の加えられていない川です。
土手って、のんびりと歩くのによいですよね。
フードセンターたかいずみ。いかにも一時代前の、地域密着の購買店です。
自分は物心ついた頃には、ダイエーをはじめとするスーパーマーケット全盛でしたが、
こういう店が賑わう街のほうが健全なんじゃないかと勝手に思います。 続きを読む
2009年08月28日
稲築才田
稲築才田、もと漆生線の才田駅がありました。
ホームは今も残っていて、山田方向への路盤も辿ることができます。
ロータリーが設けられて、バスはここで待機したり折り返したりしますが、
道幅を見る限り、そのまま直進して右折し、大隈路線に合流してもよさそうです。
平日夕方1本だけの小学生用通学路線、稲築才田経由の大隈行き幕を撮りたかったんですが、
この日やってきたバス、幕を間違ってます。経由地に稲築才田がありません。
でもここにこの幕のバスがいることの方が、よりレアですね。
訪問は8/17、夏休み中なので小学生は乗ってませんでした。
南側の高台から眺める稲築才田。この風景がとても好きです。 続きを読む