2010年06月21日
海路駅



吉尾駅から川沿いに歩きます。
山との境界線に、線路と道路だけのスペースがあります。
球磨川に合流する谷筋がいくつかあり、
それぞれに集落があるようで、分岐に看板が立っています。


川向こうには国道が走っていて、車の通行も多いですが、民家は殆ど見えません。
川幅だけの距離しかないのに、一見物のの私も、その隔たりを感じます。


何もない風景を進む中、まずは海路駅が近づいた証。


そして、停車か通過かを確認するサイン。



道沿いに数軒の家が見えてきました。



支流に架かる鉄橋の奥には、小学校の建物も見えます。
酒屋の看板が揚がっていますし、線路沿いの畑で野良仕事をする人、
川沿いの道を散歩する人、思いのほか賑わっています。



駅への唯一の連絡通路は、踏切脇のこれだけです。
ホームも片面だけですし、こちらはイメージどおり。
JR九州でも乗降客数の少ないほうから3番目くらいらしいという前情報で覗いましたので、
もっと秘境駅かという先入観がありましたが、ひとけの多い場所でした。



単行の気動車が、のんびりとやってきます。乗客は私一人です。
通過されることのないようw、思いつきで手を振ってみたところ、
運転士さんも敬礼で応えて下さりました。ありがとうございます。

乗客が少ないということは、この乗車整理券も貴重なのかもしれません。
あんまり物に執着することができないので、差し上げてしまいましたが。
Posted by ちょんびん at 17:17
│その他