ほぼ西鉄バスの旅

博多から新八代までの新幹線が開通する前夜。



珍しく博多まで、地下鉄で。
ノーマイカーウイークデーの実施とやらで、
金曜日だけ100円安かった1日乗車券は、25日が最後です。



ご存知の通り、地震によって、開通記念の式典は全て中止。



ブルーインパルスも飛ばず。



津波の心配がある地域は、九州内でも運休。
さらに、人身事故も起こっており、ダイヤが混乱していました。



博多駅の屋上にできた鉄道神社にお参り。



最終電車で、最後の船小屋駅に向かいました。

私のバス旅なんてのは、典型的な不要不急の趣味ですから、
非常時に動き回っているのは、不謹慎極まりないのかもしれません。

酒を飲んで騒ぐのをやめると、飲食業界や酒類メーカーが困り、
消費を控えると、販売店が困り、移動を控えると、交通機関が衰退し、
何らかの活動が、誰かの生活に影響を及ぼすのと共に、
何らかの活動をやめても、誰かの生活に影響が及ぶので、
こういうときは、自分の価値基準に沿って動きさえすればよいと思いつつ、
その価値基準自体が揺らぐわけですから、なかなか。



久留米駅では、新しい時刻表がすでに設置され、
その上から紙貼りで、当日までの時刻表が掲示されていました。
在来線特急に、これだけ本数があった時代を、
いつかきっと懐かしく想う日が来ます。

ダイヤが乱れて、船小屋駅に着いたのは、
日付が変わって0時半近くでした。



翌日朝、筑後船小屋駅に歩いて行きます。
500メートルくらい南に移動して、ツマ実家からは遠くなりました。
その代わり、バスで行けるようになりました。
開業イベント、義父も参加のため4時集合の予定でしたが、
こちらも全て中止となり、急遽作られた告知が、あちこちに置かれています。



とりあえず在来線の方で、記念に入場券を買います。
自動券売機は1台しかなく、12番でした。
このあと、6時発の博多行き新幹線を見送りました。



ここと西鉄柳川を繋ぐ、西鉄バスの新路線「5」は、
大川管轄のため、始発は西鉄柳川から。
せっかくなので、第1便に乗ろうと思い、
瀬高から堀川バス経由で柳川に向かいます。

ちなみに福岡からでも、西鉄電車の特急1番列車に乗ると、
西鉄柳川で3分しかありませんが、「5」に乗れます。



羽犬塚〜（3.0キロ）〜船小屋〜（3.1キロ）〜瀬高
という位置関係だったため、筑後船小屋〜瀬高は3キロを切り、
160円に値下がりしました。
瀬高の駅では、運賃表の駅名と運賃、両方が書き換えられていました。