上詰
バスはいません。念のため。
深い谷だなあと思って。
国道442号、筑後ではよくお世話になってますが、ここはまた違った印象。
典型的な、山の湾曲に沿う道路を橋で繋いだ形。
時として集落も橋で通過されます。
そして集落内には旧規格の道路が残り、
バス路線はそちらに残ります。
乗ったことがあっても、久しくごぶさたをしてから伺うと、しばしば旧道区間を見落とします。
上詰。
街に出るのは朝だけ、あとは戻ってくるのが5本という偏った編成のようでいて、
郊外側の終点も循環して車庫まで達する設定だったため、
都心に背を向ける側のバスに乗っても、乗り換えて大分市街へ向かうことは可能でした。
そういう使われ方がどれだけしていたかは不明ですが。
池。
新道との距離感。
郊外方向。
このくらいの道幅感を、バスは疾走します。
この旧道もまだ国道です。
バス停のある風景。人の暮らしが変わらず維持されていても、
当方はバス停の有無で大きく印象を変える厄介な性格をしています。
いつもバスが居てくれなくてもいいのですが、バス停があれば、そこにはバスが来るのです。
そういう安定感を心の支えとして。
今はもう、ここに大分バスの路線はありません。
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