西鉄香椎です。最後の「2」古賀駅に乗りに来ましたが、
青柳四角の表示もまだ残ってました。
「22」の時代から、私の遠距離バス旅の原点だった路線です。
西鉄香椎駅は高架になり、脇がバス発着所になっています。
高架下にバスが待機する姿はちょっと味があります。
周囲はまだ再開発の途中です。
他地域のの再開発の場合、区画整理をされることによる価値上昇によって、
土地の面積減少分を相殺するという計算がなされていました。
姪浜の場合、駅の北側もそうやってきれいな街になりましたが、
人口流動の重心は南に移ってしまい、北口はバス停も閑散としています。
香椎の場合は再開発されても終端部にJR駅という位置関係ですので、
ものすごく寂れる地域というのはなさそうですけど。
反対する方の不安な気持ちはよくわかります。
「2」はもともと下原経由だったので、香椎駅前から狭い道を進んでいました。
現在は、西鉄香椎始発のバスはすべて国道3号線まで直進します。
交差点に信号はありませんが、「2」は隣の香椎交差点の信号によって右折していました。
いまは右折する路線はありません。
3月31日、古賀からの最終バスが到着です。乗客は10名ほど。
みな西鉄ファンばかりで「一般の」乗客はおられないようです。
平日だったので、5時の終業とともに急いで家に帰り、香椎まで車で走りました。
あとから考えると、天神まで車で行って赤間急行をつかまえれば、
花鶴ヶ丘から西鉄香椎行きにも乗れた時間だったようです。
最後の「2」古賀駅が高架下でしばらく待機します。
そして、7、8名の乗客とともに出発です。
こちらが本当の意味で「2」の最終だと思うんですが、
香椎行きより人数が減りました。不思議。
無事、古賀駅に到着。思い出をありがとう、という気持ちです。