田代
北九州市八幡東区の南端、田代。
小倉南区の「合馬」、八幡西区の「畑観音」と、ここ田代は、
同じ県道61号線上にある終着点で、直線距離ではそれぞれ2キロくらいでした。
合馬への西鉄路線は廃止になってしまいましたが、
1日かけて歩いてみたいと思ったりします。
田園風景。バスは北へ、九州民芸村から河内貯水池を経由して、
重田から八幡方面へ走っています。
地理的には、この谷筋がちょうど豊前と筑前を分かつ境界で、
田代は、両国の領土紛争がたびたび起こった場所だそうです。
フランスとプロシアとの紛争に巻き込まれた、
アルザス地方のようなものだとお考えください。
って、最近の国語の教科書にも、「最後の授業」載ってるんでしょうか。
何のことかわからない若い世代の方、ご容赦を。
こっちが合馬方面。
こっちが畑観音方面。
道路がつきあたり部分で三角形を形成しており、
バスはそれをロータリーのように時計回りで転回します。
時間があるときは、県道61号線上で待機しますが、
あまり交通量は多くないので、支障はないようです。
帰りのバスはハイキング帰りの年配女性が4人乗車されました。
西鉄合理化の波にさらわれそうな田代ですが、さて、どうなりますやら。
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