岩鼻

ちょんびん

2010年04月17日 17:17


飯塚と直方を結んでいた、旧幹線の「20」。
JRが旅客輸送に力を入れだした結果、都市間輸送は鉄道に優位性があり、
バスは駅間の小集落をケアしたり、短距離輸送にシフトしたりする必要がありました。
けれども、ここ直方~小竹間のバスは、ほとんど河川敷を走ります。
住宅密集地は少なく、「岩鼻」バス停は、路線とともに消えることとなりました。



バス停のすこし南側から、集落に入る側道があり、
桜の美しい踏切が、「第二岩鼻踏切」です。
岩鼻の隣バス停は「岩鼻踏切」なので、
なるほど、こちらが筑豊「本線」ではあるけれども、
石炭輸送の観点から赤池・金田に向かうほうが主要路線であるから、
この河川敷の道路と現在の平成筑豊鉄道が交差するほうが、
「第一」岩鼻踏切なのだな、とひとり納得。



岩鼻、という地形の通り、岩場が川べりまでせり出してきており、
平地がないため、線路はここだけ切り通しを通ります。



バス通りに戻って、北の岩鼻踏切の方へ歩くと、



切り通しの反対側の端にも踏切があって、
こちらが「第一」岩鼻踏切です。
あれ??じゃあ岩鼻踏切バス停の由来となっていると思われる、
へいちくの踏切はなんて名前だ??第三??

と、謎を残して続きますw

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