宗像大社前

ちょんびん

2010年04月18日 00:45


東郷駅からバスで10分ほど、釣川沿いの田園風景を走っていると、
左側に広葉樹の林が見えてきます。
この写真は宗像大社側から撮っているので、右側に林がありますが。



釣川の両岸に住宅が見えてきて、



道路は左にカーブします。



宗像大社前です。



このブログのヘビーコメンテイター、「なかの」さんが、
以前近くに住まわれていたということで、リクエストいただいていました。
宗像大社前バス停正面に、いまは営業していないようですが、
「なかの」という日立の電器店がありました。
このあたりに多い苗字なんでしょうか。



東郷方面バス停の後ろは、ヤマザキショップです。



「宗像大社名物、幸福餅」の看板に引き寄せられて、脇道を入りました。
幸福餅は、まぁ、梅ヶ枝餅とさして変わりません。
ちょっと蓬が入っているのか、薄く緑色がかっていましたが、
愛宕の焼餅も、宮地岳の松ヶ枝餅も、みな似たようなものです。

奥に農協の施設がいろいろとありました。
宗像大社の周りは建物がありますが、
すこし道をそれると、一面の田畑、という風景が広がります。



神湊方向へすこし進むと、整備された道がまっすぐに延びています。



振り返ると、宗像大社の鳥居があります。
現在は東郷方向へ、神社の敷地を避けるようにカーブしていますが、
もとは神湊からの道がまっすぐ宗像大社正面につながっていたことが伺えます。



日本ではじめて交通安全のお守りをつくった宗像大社。
宗像大社に祀られる女神は、日本書紀の中で道の神様として記録されており、
当時から海運の安全を祈願する場所だったことがわかります。

時代とともに、鉄道から自動車へと祈祷の対象が移っていきますが、
交通安全の神様としての信仰は長く受け継がれてきたようです。
ということで、立派な祈祷所と大きな駐車場があります。



参道を抜けて本殿へ。本殿も拝殿も重文だそうです。杮葺の屋根が特徴的です。



1時間ほど滞在し、「1-2」で神湊方向へ向かいました。

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