椎原診療所

ちょんびん

2010年12月17日 22:25


11月28日で運行を終了した、観光バス「いつきちゃん号」。
五木村の道の駅には、専用の駐車場とバス停が設けられていました。
縁がなかったのか、何度かすれ違ったりしたのですが、
停まっているところに偶然出くわしても、
写真を撮ってみると逆光だったりすぐ動き出したりと」、
ちゃんとした記録を残せないままに、観光シーズンが終わってしまいました。

また、お目にかかれる機会があるのでしょうか。
すなわち、来シーズンも走ることがあるのでしょうかってことですけど。



そういう観光路線とは別に、11月より五木線が延長されまして、
旧泉村、現八代市の椎原までバスが走るようになりました。
上荒地のバス停に、人吉とは逆方向のバス時刻表も掲示されるようになりました。



で、終着の、「椎原診療所」です。
待機は1分だったのですが、普通に走れれば時間が余る設定らしく、
多少の撮影時間くらいは融通してもらえそうです。
すぐに折り返しで、まったく付近を散策できない場合、
このまま上荒地まで歩いて帰ることも想定していたのですが、
運転士さんもタバコを1本くゆらせたりして、のんびりしたものでした。

このあとの折り返し便は、ちょうど紅葉のシーズンだったため、
五家荘を目指す観光客の車と鉢合わせ、
狭い道路に慣れない都会からの観光客のせいで、
離合に手間取り、上荒地までで15分くらいの遅れが出ました。
急がない私たちにとっては、狭い道で乗っているバスと対向車の離合、
楽しみのひとつですので、いい季節に乗りに来たと感じましたが。



折り返しの診療所からすこし坂を登ったところに、泉第七小学校。



診療所や小学校があるくらいですから、
それなりの住民数があるはずなんですが、
ほんの僅かの滞在時間では、沿道の僅かな佇まいしか見ることが出来ず、
どこでどんな暮らしが行われているのかは、よくわからないままでした。

椎原診療所までのバスには、
熊本市内からの観光客がふたり乗っていて、
バス停まで迎えに来ていたワゴン車に乗換え、五家荘へ向かわれました。
帰りのバスには誰も乗らず、地元の方とは触れることもなく。

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