竹田営業所
大分県竹田市のバスの拠点、「竹田営業所」。
慣れというのは恐ろしいもので、屋根から吊られる形式のバス停も、
いつの間にか大分では当然のものと見做すようになった私がいます。
大分市街地への直通便と、久住直入方面、さらに区間便がいくつか。
全盛期を知る方からすると、コミュニティバスへの転換や廃止など、
衰退は目を覆わんばかりなのかもしれませんが、
新参者の感覚では、まあまだそれなりに、
魅力的な長距離路線が残ってくれているように思います。
営業所は道路に面して囲いも柵もなく、
バスを間近で感じることが可能です。
こういう境界の曖昧な雰囲気は、昭和バスの唐津も似たところがあります。
竹田のミニバスと、朝地のバス。
奥には、使われなくなったバス停も放置されています。
久住高原と長湯温泉を循環していた、観光バス。
久住から山荘方面へ登る途中の、「猪鹿狼寺」。いからじと読みます。
倉木への途中、「雲出」。
熊本との県境、二俣から高森町に入り、
かつては宮崎との県境、津留まで路線が延びていました。
途中バス停「宇曽谷」「百木」「堂面入口」。
祖母山登山口の終点、「神原」。
失われたものの大きさが伝わる、バス停の数です。
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