鹿子尾

ちょんびん

2009年01月13日 00:55


鹿子尾。山あいのバス路線の終着点には、必ず川の流れがあります。
山を川が削って幾許かの平地をつくり、そこに人の生活が営まれるからでしょう。
そしてバス停の袂には、小さな商店があることが多いです。
また集落の目立つ場所には、現在の人口からすると立派過ぎるくらいの規模の、
神社仏閣が設けられていて、田舎暮らしと信仰の関係を垣間見ることができます。



黒木からのバスは道幅をいっぱいに使って鹿子尾にやってきて、
橋を渡って向こう岸の駐車場でとまるかな、と思ったら、そのまま奥へ走り去りました。



あれれ?と思って追いかけると、かなり先にもうひとつ集落がありました。
上鹿子尾。こちらにバス停はありませんが、待機場が設けられています。
乗りたいと意思表示をすれば、ここからでも乗せてくれることは間違いないです。
堀川バスの終着点は、板屋や桐葉のように、これより上にはもう民家ないよ、
という場所に設けられているのですが、ここだけなぜバス停がないのか不思議です。



このへんが八女茶の発祥の地らしいです。


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