西鉄バス一日乗車券の帳尻合わせ

ちょんびん

2016年07月24日 09:53


ライオンズクラブと言われても西鉄か西武しか思い出さない社会性のない私。
かといってマンションを想起したところで観点がズレているのは大差ないのですけれど。
とりあえず自分がこれまでイメージしていたより大きな組織なのは分かりましたよ。

6月26日、能古島に行ったものの、撮る方に集中したらバスに乗らなかったので、
900円分の元を取らないと損した気分になるという単純かつ貧乏性の思考で、
特に興味があるでもない都心にスクランブル。



犬も歩けば棒にあたる、ということで、外出すれば何かあるんです。
これが家の中にいる時にも同じように感じられれば、もっとアクティブになるのですけれど、
現在も明日以降のストックが全くない中、出かけるべきか家にこもるべきか逡巡しています。



と、奥の堂から蔵本、そして留学生会館。
福岡市内のバス路線は、日本中見渡しても珍しい、都市高速経由系統の充実ぶりですので、
ただ乗車単価を上げようと思ったら、蔵本と留学生会館を3往復くらいすると(笑)、
それだけで2000円超えますよね。
1往復、バスの待ち時間を含めて30分あまり、全部で2時間も要さないくらいで。



で、最終的に何かを成し遂げることもないわけですが、
そうやって8年ブログを書いていると、雑誌に書かせてもらったりラジオに出させてもらったり、
なんか本人が想定する範囲ではない場所でいろいろと起こりますので、
昨今よく言われるように、好きなことを、継続して、ってのは大事みたいですよ。

好きだから続くのか、続けられたから好きだったことになるのかは、よくわかりませんけどね。
いつも申し上げている通り、誰かが撮影して記録してくださるなら、
本当に当方がやりたいのは、乗ってどこか行く側の行為であって、
写真のために炎天下で待ったり、睡魔と闘いつつ文章を綴るのは、本意ではありません。

文章を書くことに関しても、国立大の文学部を出たから上手かというと、
もともと私が入った時の2次試験後期日程は小論文だけですから、
その時点で何か気の利いたことを書くスキルは持っていたんだと思います。
でもそれも、受かったという事実が裏打ちするだけの話で、何が優れていたのか証明のすべもなく、
どういう手段を選べば能力値がUPするのかも、まったく自覚がないのです。



好きなことを自覚するのって、難しいですよ。
ブログを書くまで、バス停の行先表示に萌える自覚も無かったのですけれど、
方面表示の無機質に変わったら、ああここまだ残ってくれてる、と急に愛を感じるようになりました。
希少性、ってところから逃げられないんですかね、私のマニア嗜好は。

潤沢にあるうちは惹かれないのに、消えゆくものは惜しくて寂しく感じてしまうのだったら、
いつまで経っても幸せになれませんよね。
なくなりかけているものを追いかけるラットレースから、永遠に抜け出せなくて。

ということで、残念だなぁ、と懐古惜別を繰り返す行為自体、
もしくはそういう感情に浸っている自身を愛して、精神の安定を保ちたいと思います。
テンション上がったので、明日以降のことは考えず、今からどっか出掛けます。900円課金して。



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