木鉢二丁目

ちょんびん

2024年01月23日 23:58


今年の4月改正が、長崎バス史上最大規模と謳われていることに、
釈然としない感情を抱いている沖浜ですこんばんは。



この写真の右上に写る煙突が、旧焼却場の跡です。
今では神の島という名前にのみ、島であったことの名残がみられる程度ですが、
昔は立神からの海沿いの道などなく、陸路でつながっているのはこの経路だけだったとか。



そういう伝統を主張するでもなく、静かにバス停は立っていました。



長崎バス、木鉢二丁目。



この令和3年4月の改正から、免許維持路線と呼ばれる、
「現況では多数の利用者を想定しているわけではないが、今後需要が伸びる可能性がゼロではない」
といった保険のような存続路線を諦める流れができました。
今回もその傾向に沿った改変であるように見えます。



そういう利用者の少ない路線が好きというのは、なかなか因果な趣味のようでもありますが、
消えてゆくのを惜しみつつ追いかける、という行為自体にもカタルシスは存するので、
つつがなく全ての路線が繫栄していたら、それはそれでつまらないと言い出すに違いないです。



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