黒崎団地
大牟田から北へ向かう「18」の黒崎団地。
新栄町を過ぎてからは、ほかの大牟田路線と交わることもなく、
1本だけ別方向に延びている路線です。
黒崎団地は大牟田市の北端、丘を越えるとみやま市高田町です。
比較的古い時期に、都心部から離れたところに住宅団地ができ、
路線のマイナーチェンジは行われながらもずっと存続しているところは、
福岡で言えば拾六町団地のようなもんでしょうか。
黒崎団地バス停は丘の中腹にあり、折り返しのバスは出発して坂を下っていきます。
次バス停は「団地中」。地元の人しか利用しなければ、
どこの団地であるかを主張する必要もなく、「入口」と「団地」の間にあるから「中」なんです。
九州全体のバス停が検索できるようになって、
抽象的な名称のバス停の味わいは増しているように感じます。
「四ツ角」とか、「町」とか、決して西鉄運行エリアの四ツ角や町を代表する場所ではないところに、
そういうバス停があるのが楽しいです。
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