兼松住宅前

ちょんびん

2010年03月21日 18:18


3/31で見納めになる、「30」兼松住宅行き幕です。



八女の営業所から15分ほど、辺春川を渡って、



咲きかけの桜の木と並んで、兼松住宅前のバス停は立っていました。
後ろの団地は改装中です。
バス停にはまだ、「32」山鹿の表示も、隣の「三の瀬」の表示も残ったままです。
三の瀬バス停はなくなったわけではなく、代替の堀川バスが今後も走ります。



終点まで乗ったのは私ひとりだったので、途中で、
「兼松住宅に着いたら正面幕を撮らせてください」とお願いしたところ、
バス停を通り過ぎて転回場まで載せてくださり、バックしてくださいました。

「30」兼松と回送の間に、平日1本だけの兼松→八女営入庫の幕があり、
幕回しの途中でそちらも撮ることができました。
といっても、わざわざ止めていただいたわけではないので、ちょっとずれてますw



回送で帰っていかれる前に、「帰りのバス、あるんですか?」と聞いてくださいました。
兼松到着の4分後に堀川が来るダイヤなので、正直に、
「すぐ堀川が来ます」と答えると、笑って去っていかれましたが、
「いやあ、ないんですよ」と言ったら、乗せていただけたのでしょうか。

回送のバスに客が乗ってた、と通報されてクレームになったら私自身が嫌なので、
そのようなお誘いは我慢してお断りすることにしてるんですが、
年に1回くらいはそういう優しい言葉をいただきます。
そんなに心配せずに、お言葉に甘えてもいいもんですかね。



バスが去った後の転回場はどこか寂しげ。
兼松住宅は、来たバスが待機して折り返すのではなく、
八女営~兼松間回送の運用だったため、客扱い本数と同じだけ回送もあり、
沿線では本数のわりにバスをよく目にしました。
その代わり、長い時間転回場で待機するバスはないので、
ここは空き地のことが多かったです。



久留米方面のバス停にも、「30」だけでなく「31」「32」の名残がありました。
堀川バスの時刻表もこのバス停に同居していましたので、
4月からは山中バス停のように、堀川色のシールが貼られて、
そのまま継続利用されるのかもしれません。



バス停のそばには、購買店もあります。



三の瀬側は、この先のカーブを過ぎて、国道3号線と合流します。



左に分岐する道を進むと、兼松公園があります。



今回は、堀川バスで福島まで帰りました。
もうここに西鉄バスで来ることもないのでしょう、と感慨にひたりつつ。

関連記事