古保志気
昭和バスの、唐津郊外時刻表にも、バス停配置図が書いてある「古保志気」。
すなわち、ややこしいってことです。
わかりやすいように、配置図と同じ、高串方向を背にして考えます。
右が切木、左が入野、後ろが高串、前が有浦で、東西南北とします。
高串から唐津に行くバスは、有浦経由と切木経由があります。
逆に、有浦、切木両方向から来たバスは、
高串を経由して入野方向に行くものも、高串を経由せずに入野方向に行くものもあります。
入野から来るバスも、唐津方向に行くのに、高串を経由するものとしないものがあります。
すると、以前考えた
交差点の曲がり方にあてはめると、
24以外の11方向にバスが走ります。
切木から古保志気を経由して、高串も入野も経由せず、
直接、菖津に行くバスが、毎日夕方1本ずつあります。
これの折り返しで同経路を走るものがあれば、全方向制覇になるのですが。
周辺人口がものすごく多くて、バスの本数も多くて、というわけではなく、
バスの本数が限られている中で、いかにいろいろな方向の需要に応えるか検討した結果、
系統が増えて、このようなことになったのだと思います。
高串方向。
入野方向。フォントが違います。
どちらも、唐津方向にバス停はなく、郊外向けにバス停があります。
ふつう、都心と郊外を結ぶ路線では、都心に向かうバスを待つ人が多いので、
そちらにバス停があるのですが、この辺の需要はどうなのでしょう。
通学路線としては、肥前町内の相互利用があるので、
待つのは唐津方向ばかりではないのかもしれません。
切木方面。
有浦方面。
時間帯によっては、切木と有浦から同時刻にバスがやってきて、
入野までは同時刻設定で、入野で鷹島からのバスに接続し、
それぞれ納所と星賀に向かうという、素敵な接続がおこなわれます。
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