女子畑発電所

ちょんびん

2010年10月05日 07:07


川が流れていて、立派な建物が見えてくるわけです。



で、山上への導水管が見えると、発電所だな、と。
こういう揚水式の水力発電所ってのは、
夜、電気の使用量が少ないときに、電力を使って水を揚げておき、
昼間のたくさん電気が必要な時間帯に、その水を放水して発電します。
トータルで言うと、山上まで水を揚げるほうが電力を喰うわけで、
電気の安定供給という観点からは非常に合理的な方法なんですが、
消費するものの方が生み出すものより少ないという不均衡が、
どうも私の価値観と合いませんw



そんなこととは関係なく、今年の夏は暑かったので、
エアコンがんがん利かせて生活していましたし、
そういえば仕事場は食品加工なのでいつも室温は18度前後ですから、
意識せずともここのお世話にもなっていたのかもしれませんけどさ。



「女子畑発電所前」。印象に残る名前です。
バス通りを走るときには、常にバス停の位置を確認しながら通り過ぎていまして、
ここは通るたびになんとなく微笑が出ます。
民家の数は少なくて、発電所とバス停がなければ、
何の思いも抱かずにに通り過ぎてしまいそうな場所なのですが。



バス停の反対側には、道路情報のラジオ局なんかもあったりして。
こうやってバス停周りを見渡してみて、初めて気づくものは多いです。
意識しないところで、いろいろな人の暮らしが行われていて。



このバスも、私がいようがいまいが毎日ここを走っているわけですが、
この日は縁あって私だけを乗せて、日田方面へ走ってくれました。

とまぁ、Kassyさんに期待していただいた場所の記事ではありますが、
発電所以外に何も眺めることなく、バスが来たので乗ってしまっており、
人にも物にもさほど触れられておりません。

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