やまと旅館入口
平山温泉への新路線、終点は道端の未舗装の空き地。
このために整地されたのではなく、
バスが待機・転回できる場所を探したら、ここだったという感じ。
温泉施設を利用して、来た便で帰れるように、
平山温泉で2時間の休憩が取ってありますので、
交差点で切り返して、道路上で待機というわけにいかなかったのでしょう。
ということでバス停も、「やまと旅館入口」という名前で、
やまと旅館は、この奥にある温泉旅館なのですが、
確かに「前」とつけるほど近くはないのです。
それでも始発便が到着するときには、
旅館の関係者と思われる女性がバスを待っていて、
乗客をそのまま誘導して連れて行きましたので、
バスの終点になる、という集客効果は期待できるのかもしれません。
そういえばこのバス、平小城に着いたときも、
近くの温泉施設の人たちが出迎えをされてましたし、
福岡県側からのバス路線に対する思い入れは、
私が考えるより強いのかなあ、感じます。
平山温泉や大分九重の筋湯温泉は、
これから湯布院や黒川のような注目を集めそうな空気があり、
それは地元の方々からすると、経済効果が楽しみなのでしょうが、
長閑で豊かな雰囲気が損なわれなければいいが、と多少心配でもあります。
てなことを考えつつ、いつものようにバス停を記録していると、
南関方面から産交バスが走ってくるではありませんか。
産交と堀川のコラボは初めてではないですが、
こんな構図で撮れなくても、という偶然の産物です。
堀川バスが着いてすぐ、このように産交バスが走ってくるということは、
八女福島から山鹿へ向かう場合、平小城でちょうどの乗換ができるようです。
鹿北道の駅を通過するときも、産交バスが待機していましたので、
そちらで乗り継ぐこともできそうですが、
1日乗車券でどこまでも行ける堀川バスですので、
道の駅→山鹿BCは570円、平小城→山鹿BCは220円と差がありますし、
往復するなら、平山温泉界隈まで来るのがお得です。
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