やまと旅館入口

ちょんびん

2011年04月15日 07:07


平山温泉への新路線、終点は道端の未舗装の空き地。
このために整地されたのではなく、
バスが待機・転回できる場所を探したら、ここだったという感じ。

温泉施設を利用して、来た便で帰れるように、
平山温泉で2時間の休憩が取ってありますので、
交差点で切り返して、道路上で待機というわけにいかなかったのでしょう。



ということでバス停も、「やまと旅館入口」という名前で、



やまと旅館は、この奥にある温泉旅館なのですが、
確かに「前」とつけるほど近くはないのです。

それでも始発便が到着するときには、
旅館の関係者と思われる女性がバスを待っていて、
乗客をそのまま誘導して連れて行きましたので、
バスの終点になる、という集客効果は期待できるのかもしれません。



そういえばこのバス、平小城に着いたときも、
近くの温泉施設の人たちが出迎えをされてましたし、
福岡県側からのバス路線に対する思い入れは、
私が考えるより強いのかなあ、感じます。

平山温泉や大分九重の筋湯温泉は、
これから湯布院や黒川のような注目を集めそうな空気があり、
それは地元の方々からすると、経済効果が楽しみなのでしょうが、
長閑で豊かな雰囲気が損なわれなければいいが、と多少心配でもあります。



てなことを考えつつ、いつものようにバス停を記録していると、
南関方面から産交バスが走ってくるではありませんか。
産交と堀川のコラボは初めてではないですが、
こんな構図で撮れなくても、という偶然の産物です。



堀川バスが着いてすぐ、このように産交バスが走ってくるということは、
八女福島から山鹿へ向かう場合、平小城でちょうどの乗換ができるようです。

鹿北道の駅を通過するときも、産交バスが待機していましたので、
そちらで乗り継ぐこともできそうですが、
1日乗車券でどこまでも行ける堀川バスですので、
道の駅→山鹿BCは570円、平小城→山鹿BCは220円と差がありますし、
往復するなら、平山温泉界隈まで来るのがお得です。

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