九重インターを降りて、野上から九酔渓へ。
長者原に行くには、ほかに整備されたルートがありますが、
桂茶屋を経由するのが、なんとなく決まりごとになっています。
「茅原小野」付近の家並みも好きです。
飯田を抜けて、前に三俣山が見えてくると、九重に戻ってきた気分になります。
大学時代、夏休みは殆どここで過ごしていました。
中村から森町への日田バスが出発していくのを見送ります。
てなことを書いていたら、偶然当時のキャンプ仲間から電話が掛かってきました。
駐車場やビジターセンターはきれいになりましたが、
かどにガソリンスタンドがあって、店があって、
牧の戸に向かって道が延びている風景は、
20年近く経っても、あまり変わらないように感じます。
「九重登山口」は、バス停が賑やか。
日田バスと亀の井バスと、九州横断バスが走っています。
現在、九州横断バスは九州産交が運行していて、4月に大幅な改正が行われました。
私が大学生の頃は、九州国際観光バスってのが運営していて、
路線も別府と長崎を繋いでいたと思います。
当時、小中学生が参加するキャンプの運営を手伝っていたのですが、
参加者の中には長崎付近から来ている子どももいて、
横断バスで帰るのに長者原まで付き添って、一緒にバスを待った記憶があります。
参加者の大半は福岡と北九州エリアに住んでいたので、
付き添いで中村から長者原までのバスも、5往復くらいは乗りました。
まだ中村から筋湯を経由しない牧の戸行きがあった時代の話です。
6月の第1日曜日は、くじゅうの山開き。
「長者原」と牧の戸の間は、臨時バスが往復します。
長者原に比べて、牧の戸は駐車場が狭いので、
車は下に停めておいて、バスで往復するのが正しい使い方でしょうか。
大堰堤には長者原から上ってくるほうが、山に登っている気分になれるので、
帰りの牧の戸から下りだけバスに乗るのがよいかもしれません。
向かい側バス停は、日田バスの筋湯~飯田~中村~森町方面と、
九州横断バス、亀の井バスの別府方面。
亀の井は、ちゃんと標柱型のバス停を立てているのに、
柵にもバス停板を取り付けています。大分県内各社に共通の、
バス停に対する姿勢が窺えます。笑
臨時バスが走っているせいか、いつもと車両運用が違うらしく、
中村行きの幕がない車が、ここ登山口から中村へ向かいます。
牧の戸から、バスが下ってきました。
このあと、千町無田方面に向かいます、
というわけではなく、登山口と牧の戸峠の幕の間に、
1枚だけ挟まっているのが、千町無田の表示なのです。
幕送りが動くのを待って、タイミングを合わせて撮影してます。
長者原~牧の戸を10分で結び、10分間待機して、また10分かけて戻る、
均等な往復を繰り返していますので、40分ごとにバスが来ます。
撮影に失敗したときは、次を待つか、牧の戸まで登って狙い直しましょう。
この臨時バスは、今週末、11(土)、12(日)も走ります。
長者原での給油風景、なんてのも見られました。
九州横断バスにも、長いこと乗ってないですね。
バスを見るととりあえず乗りたくなる病気は、きっと一生治りません。