脇田転向場

ちょんびん

2012年02月16日 17:17


直方バスセンターから、本数の少ない「脇田転向場」行きに乗車。



何もないところに、ただ広い停車スペースがあるだけの場所。



直方~博多駅のバス通りに面しているのに、



ここを目的地として乗る人が想定されないせいか、
ここを起終点とするバス以外は停車しないバス停です。
ということは、全線完乗を目指す場合、
ここを始発、もしくは終点とするバスに乗らなければなりません。



実質の終点は、直方方面すぐのところにある脇田温泉(楠水閣)。
このような位置関係の場合、ここは単なる転回場として扱い、
乗降の取り扱いはしない、って場合が一般的だと思います。



乗降する人をあてにしていないせいか、バス停の表示もありません。
県道はバイパスが温泉街を無視して、対岸の山の中腹を走っているので、
車の通りも少なく、平日の夕方、辺りは閑散としています。

2点間輸送の効率化という意味では、道路が何もない場所を走るのはよいのですが、
その通過途上で観光地や特異な場所を経由したほうが、
移動という行為がより味のあるものになるように思います。
宝泉寺温泉とか、杖立温泉とか、八木山峠とか、バスは旧道を走りますし、
車で走る場合でも、できる限り沿道をひやかしながら進みたいと考える私です。



ここまで乗ってきたバスは、扉が3つありました。

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