西鉄バス廃止路線完全復活祭 第二回田川川崎添田

ちょんびん

2016年10月30日 09:56

西鉄バス廃止路線完全復活祭開催実績
第二回 旧添田交通 田川川崎添田エリア 2016年10月2日(日) 



車両 筑豊22か595  田川営業所116(虹バス)
主な撮影訪問地 ひこさん湯遊共和国・上安宅(以上川崎町)、
大藪・陣屋・彦山駅・豊前坊:山口橋(以上添田町)、二本煙突(田川市)など

使用車両は、西鉄の地方路線が分社化されていた旧添田交通時代の
オリジナル塗装を引き継ぐ通称「虹バス」田川116で、
参加者は着席定員限界の25名と盛況でした。

西鉄後藤寺の営業所を出発し、川崎添田の各廃止路線終点を多数訪問、
昭和30年代に数本だけ走っていた幻の終点大藪にも訪問し、
現地の方から当時の思い出話を聞くことができました。

昼食を道の駅「歓遊舎ひこさん」で済ませてからは、英彦山周辺の路線へ。
豊前坊では第一回では撮り忘れていた全体集合写真も撮影でき
、田川市内で戻る途上では参加者の自己紹介タイムもあって、
終始なごやかな雰囲気で過ごすことができました。
西鉄バス廃止路線完全復活祭添田ローカル編撮影地一覧

運転士さんは添田交通採用の方で、
かつてこの地域の上安宅や陣屋・英彦山線を乗務されていた経験があるため、
貴重な当時の思い出話を交えつつ、各終点を巡ってくださいました。
時としてむしろ、参加者よりノリノリだったかもしれません。

開催前の準備として、戸立峠の旧道などバス通行に支障が出そうな区間で、
枝の伐採などの整備作業を行いました。
その際に地元の方々と交流する機会があり、
このバス路線復活祭の開催を説明できていたためか、
復活祭当日は、多くの沿道の方々に手を振っていただきました。

この復活祭開催を知らない方でも、
地元公民館で宴会をしている方や、彦山駅に偶然来ていた観光客の方も、
開催までの経緯を話すと賛同されて一緒に盛り上がりました。

バスでローカル廃止路線を辿るこの活動は、
観光客誘導や、ひいては地域振興にも貢献できるのではないか、
という大きな可能性を感じることができました。

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