城戸南蔵院

ちょんびん

2010年02月01日 07:07


篠栗の南蔵院前にある、「城戸」バス停。
近くにあるJRの駅は「城戸南蔵院前」に改称されましたが、
フットワークが軽いはずのバス停はいまだに城戸のまんまです。

天神から「二瀬川」行きが走ってても誰もどこかわからないはずなので、
篠栗経由城戸南蔵院行きと表示して、小さく(二瀬川)付記とするのが、
新規需要開拓によかろうに、と思います。



門前から駅に向かう途中に架かる橋。
欄干に鉄琴が設置されていて、歩きながら叩くと音楽を奏でることが可能です。
曲は「めだかの学校」と「ふるさと」だったかな、忘れました。



都心向けバス停は、旧家の軒先を間借りするような形で置かれています。
観光地の帰りバス停としては、車通りも多い場所なので、ちょっと危険かもしれません。
だからといって道路拡張時に整備しようとすると、
なぜか真新しいコンクリ造りになったり、逆に年代物を模しただけのものになったり、
なかなか年代物に比肩するだけの風格あるのものを創るのは難しいです。
だからこそ長い時間を経たもの自体に価値が生じるとも言えます。



バス停のすぐそばから、上り坂の参道が延びています。
本堂で一心に拝むコグマさんと、集中できないコザルさん。
ひさしぶりの登場でも、きっちりキャラが分かれます。



本堂から涅槃像へは、山の中腹斜面に沿うように少し歩くので、
バス停のある門前町や駅周囲の様子が俯瞰できます。



そして涅槃さん。



帰りがけ、八木山を越えてきた幕バスにも出会いました。

関連記事