上津荒木

ちょんびん

2010年04月15日 18:31


リスタートのような気分で、1001件目の記事として、
音便化の最高傑作、「上津荒木」です。「こうだらき」と読みます。

「Kami」が「Ko」になるのは、
「上津役」や「上八」でも見られる一般的なものです。
そして、「Du」が、次の母音と一体化するのも「上津役」と共通であり、
ローマ字で見ればわかるように、「araki」はそのまま残っているのに、
前の「D」に引っ張られて、まったく違う印象を受ける名前になっています。

ひらがな表記では別の発音になっているため、
西鉄公式HPの時刻検索で、「あらき」で検索しても上津荒木は当然出ませんが、
「araki」では当たり前のように出てきて、驚かされます。



このバス停、隣の「上津町」が、
音便化しないまま「かみつまち」で残っているのとセットで、
私の心に響きます。合わせ技ってやつですかね。



でもですね、八女方面のバス停はローマ字が消されてまして、
「KAMITSUARAKI」と表記されていた跡が残っています。
こういう間違いもまた、このバス停の特殊性を表現しているようで、
好きな場所は何があっても好意的に解釈することが可能なようですw



位置としては、西鉄久留米から八女方向に、
国道3号線をひとしきり南に下ったところです。



野伏間から御井町のほうへ高規格道路が整備されていて、
交差点の名前も上津荒木です。
「こうだらき」では当然のように変換されないので、
「かみつあらき」と打ってこの記事は作成されております。



「30」「31」は頻繁にやってきます。

はい、1001件目として身構えて書いてみましたが、
記事には具体的に何の変化もみられませんでした。

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