下鶴
山を削って、切り通しを造りました、という場所に「下鶴」。
五木村から泉村の
椎原まで延伸された路線の途中です。
三叉路になっていて、北に進む道は、最近廃止された
落合~栗木へと続いています。
廃止になるまでは、
栗木線にも下鶴バス停がありました。
峠を越えた別の場所で代替復活というわけではないのでしょうが、
個人的には室木線→筑豊本線の鞍手駅を彷彿とさせますw
ただし、行き来する人が少ないのか、長い間通行止めになっていて、
いつ復旧するのか、復旧させる気があるのかないのか。
そんな栗木方面から見て、つきあたりの右が
五木村。
ダム建設に伴って道路整備に予算がついた側と、
旧来の仕様がそのまま残っている
五家荘側。
平家の隠れ里というコンセプトからすると、
車で行くのも困難であるからこそ秘境の雰囲気が維持されますので、
あまり手を加えないほうがいいんじゃなかろうか、とも考えます。
バスが細道を縫うように走っていく中、
離合するだけの技術がない観光客の車で立ち往生させられると、
それは道路が狭いのが悪いのではなく、
身の程知らずな余所者に責任があると感じますし。
関連記事