白水峠
村山田から、天神方面。福間との境に、峠があります。
ちゃんと「白水峠」の看板があり、
雨量の多いときに通行止めにするための標識も準備されています。
鹿児島本線の電車からも見える、大きな鳥居の前を通って、
白水峠バス停に。けれども、あんまり峠っぽくありません。
切り通しはありますが、そんなに高低差があるふうでもなく。
宗像市の前身である宗像町ができるまでは、
手光から村山田のあたりまで峠を挟んで両側で神興村というひとつの自治体で、
そういう行政の連続性が生まれるのは、この峠があまり高くないからか、
逆に行政がひとつになったので、早い時期に両側とも開発されたのか。
3号線が走っている場所を見る限りでは、
敢えてここを峠越えしなくても、池の南側を廻れば、
もっと緩やかなルートがとれそうに見えます。
峠のバス停に、待合室とコンクリート工場。
福間側から、敢えて峠っぽく撮ろうとすると、こんな感じになりました。
もともとひとつの村だったせいか、宗像と現福津市の境界は峠部分になく、
福間側の、3号線と旧3号を結ぶ高架道路のあたりまで宗像市です。
西鉄に、峠のつくバス停は6つあり、
小井藤峠
猿田峠
小峠
上内峠
城山峠
と、どれも補助金が入っていたり、廃止検討されるような場所にありますが、
白水峠だけは、まだ安泰なのではないでしょうか。
西鉄のサイトで検索すると、
山田峠と山田峠団地も出てきますが、
これは現在、岡垣町のコミバスしか走らないので、一応除外しときます。
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