2016年08月03日
黒岩
京都市と福岡市の、そこそこ都心部にしか住んだことのない私、
こういうところに道を作ろうと思った人、ここに初めて足を踏み入れた人、
まったく共感できないのですが、尊敬しています。
そういう開拓者精神が、現在の郊外バス路線を生んでいるわけですからw
規定上フリーバスになっているかどうかはともかくとして、
山村部のバスは殆どが、運転士と乗客も顔見知りですし、家の前で停まりますし、
バス停ってのは申請上の記号でしかないのだろう、と感じることしばしば。
集落が散在している場合に、ひとつひとつにバス停を設置するのではなくて、
その間あたりにバス停を目安として置いておき、
あとは家の前で待つ、というような運用が当然のように行われています。
※黒岩がそうだ、というわけではありません。
そして、バス停の周りには何もないのでした。
産交観光時代のバス停が残っています。
九州産交が不採算の田舎路線を整理しようとしたとき、
地元の補助金によって存続されるバスは、完全子会社である産交観光が受託する、
という運用形式にしたのです。この時点で法令上は、走ってるのは乗合ではなく、
自治体が借り上げて走らせてる貸切バス、という名目だったのですね。
ほらね、ホントにバス停の周囲、何もないでしょ。
大分県竹田市荻町まで200メートルくらい。県境の集落です。