2016年02月15日
新年でもないのに寿

ひさしぶりに甘木観光バスエリアへ。
1月の24日は、非常に強い寒波で、福岡市内も大雪になりましたが、
その記事をまとめることもできぬまま、先に2月7日の雪。

道は自動車の往来があるので、積もるほどでもなかったのですが、
道端は真っ白に染まっていました。

年末年始のダイヤ運用について先に決めておくのは、
いちいち年末に告知を貼ったり、特別ダイヤを決めたりする手間がなく、
さて日祝ダイヤを間引く代わりに全てにバス停に貼って回るのと、
どちらが効率が良いのやら。

土日祝は3往復しかないのに、

雪の舞う中を、バス来ました。

「寿」。

縁起物なのですが、隣接バス停も同じ大きさの文字で掲載するので、
有難味が薄まっている気がするのです。甘木観光さん、ご検討くださいw

フェンスに、甘観と別の告知。

筑前町、ちくちゃんバス。元オーケー食品前。
後ろの工場は、すでに閉鎖されているようです。

道の反対側に、転回するようなスペース。

こちらは、水上自動車前。

雪景色の向こうに、甘木鉄道の単行が走るのも見えて、

ちくちゃんバスにも出会えました。
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2010年06月05日
三輪そ・れ・り

「三輪そ・れ・り」。


めくばーるからやってきたバスが、


本来は30分の待機があるはずなのですが、
着発ですぐにめくばーるに折り返していきます。
通学用バスなので、時刻表に載っていない時間帯でも、
下校に必要と判断されれば走ります。
誰が制御しているのかわかりませんが、柔軟な運用です。



甘木鉄道の踏切の北側、



大きな芝生の広場と、その奥の福祉施設、

駐車場の前に、バス停があって、

その先に町があります。


統一感のある街並みつくりです。
全部同じ色なのは、どうなんだろうと思うところもあるのですが。 続きを読む
2010年06月05日
めくばーる


旧三輪町、現在は筑前町の、めくばーるです。
雨の午後、帰宅する小学生がたくさんバスを待っています。
車で迎に来ている親御さんもたくさんおられます。
持ち回りなのか、バスに乗り込む子どもたちを引率する保護者もおられました。


スクールバスなので、
山隈と三輪それりが同時刻に発車するという、特殊なダイヤです。
しかも、通学生が多いときは一般客を積み残します、
という事前予告のある路線です。



実際に積み残しが出そうなほどの人数は、
この日はいませんでしたけどね。
見た感じ、低学年が多いようだったので、
全校一斉に下校したときには、もっと賑やかなのかもしれません。



バスが去ったあとは、
さっきまでの喧騒が嘘のような静寂が訪れます。 続きを読む
2010年05月30日
矢の竹

角枝から来ると、左側に水の文化村が見えてきて、
右手前方には、住宅がある交差点を


道なりに左折すると、



「矢の竹」バス停があります。
佐田までの便は廃止になりましたが、
ここ矢の竹までの路線は健在で、
佐田からさらに先の牟田まで延びた、コミュニティバスの接続点になっています。
といっても、3月の廃止以降はまだ訪れることができていません。


水の文化村入口への階段右側に、待合所も設えてあります。



で、先ほどの分岐点から、右に行ったところにも、バス停がありますが、
なぜかこちらは「矢野竹」。
佐田線が両筑交通時代は、「矢の竹」だったようなので、
設置時期が文字の違いと関係しているのかもしれません、と憶測です。
寺内~佐田の路線と、竹地蔵の路線は別の筋なので、
それぞれの利用状況も大したことがない状態では、
相互乗換の需要など考えられないと思うのですが、
ならばなぜわざわざ美奈宜の森から複乗させるのかがよくわからない場所です。

美奈宜の森から来たバスは、

バス停を通り過ぎて、


先ほどの分岐交差点を力ずくで大回りし、向きを変えて去っていきます。
佐田線の次は、こちらの路線の運命も風前の灯ですので、
早いうちに乗り撮りためておかなければいけないと思います。 続きを読む
2010年05月02日
角枝


「角枝」。
甘木観光バスのバス停に設置されていた路線図では、
廃止までずっと「角虫」と書かれていました。
角虫は同じ甘観でも長渕線にあるバス停です。

向かいに民家が数軒見えます。
基本的には、こちらの住民が利用想定されていたのでしょうか。



バス停の後ろには、「あまぎ水の文化村」の、「水辺のふれあいゾーン」。
寺内ダムの脇に設置された親水公園です。



だだっ広い中で、利用者の姿は見えません。剪定をする人がひとりだけ。
見つけたものは、もぐら穴くらい。
子どもたちと走り回るのにはよさそうですが。


基準点がありました。
ダムの影響で地形の変動が考えられるせいか、
各地のダム公園そばでよく見ます。
佐田から歩いてきましたが、
ここはもともとの川の流れから離れているせいか、
新しく公園として整備されたところだからか、雰囲気が違いました。
3月で廃止された佐田線のバス停、以上です。
佐田
公民館前
地下
仏谷
西原
呑吉
角枝 続きを読む
2010年04月12日
呑吉


ほたるの里、高木の看板。


佐田線沿線の中では、いちばん民家の多そうな「呑吉」

バスの待合スペースは、「スクールバス待合所」と書かれています。
すでに、公共交通を常時利用するのは、
車の免許を持たない子どもだけになってしまったのかもしれません。
ここの中学生は、十文字中学校に通います。
私が中学生の頃にこんな環境に置かれていたら、
きっとバスに酔うのがつらくて、毎日の通学が憂鬱だったことでしょう。
こんだけバスに乗っていながら、今でも酔うんですよね、たまにw
小中学生の頃はもっと三半規管がヤワだったようで、
博多から200番台で原に帰ればいいものを、あえて「2」を選択して、
途中唐人町あたりで酔ってバスを降り、祖母にひどく怒られた記憶なんてのもあります。

待合所の奥から斜面を登っていくほうにも、人の暮らしがあります。

甘木方面に進むと、住宅が集まっているところもあります。


ここが寺内ダムの上流部分になります。
佐田から下ってきた川幅が広くなり、風景が変わります。 続きを読む
2010年04月08日
西原


4/1廃止になった佐田線の、「西原」です。


畔傍で寛ぐおばちゃんたち。
佐田から歩いてきて、初めて住民を見ました。

黒川への分岐があり、



橋を渡ったところにバス停がありました。


呑吉方向に進んで、途中の脇道へちょいと寄り道。
佐田川を渡ります。

庵?



浄化水路がありました。相変わらずこのへんでも、水はきれいに見えるのですが。 続きを読む
2010年04月07日
仏谷


地下から仏谷へ。途中からは整備された道ですが、崩落が起きています。




地下側から歩いてくると、石垣の畑の上から、
バス停の銘板だけが先に見えてきます。
数件の住宅が寄り添って建つ「仏谷」です。
バス停はなぜか、
ジャスコ甘木~一ツ木神社前~朝倉病院の上から紙貼りでした。




佐田から西原にかけて、以前に大規模な山火事被害があったのか、
至る所で消防水利の表記が大きく扱われています。
各所に消防団の倉庫が設けられているように、
山間の集落では佐田に限らず、火災は致命的な被害をもたらすため、
細心の注意が図られているようです。
消防団が拠り合いの絆をつなぐという意味もあるんでしょうが。
脇を流れる佐田川は、汚れる要素も少なく、美しい水を湛えています。 続きを読む
2010年04月02日
地下


「地下」。「ちか」ではなく「じげ」です。
甘木観光のバスは、3/31で矢野竹打ち切りとなりました。



バス停は川のほとりにありました。清流です。


向かい側に、たかぎ清流館。もとは小学校の校舎のようです。
高木というのは、このあたりの地域名です。
佐田に向かう途中、幾許かの住宅があります。



バス停から下流に向かうと、すぐに分岐があります。
ここから左折して行く「朝倉」は、合併でできた朝倉市ではなく、
旧朝倉郡方面と考えたほうがよいと思います。



あ、コロコロ梨工房も左折なんですね。
実際には黒川の近くにあるそうです。


さらに川沿いに下っていくと、採石場があり、むき出しの岩肌が見えてきて、


谷間の切り通しの先には、宮崎駿のアニメに出てきそうな、
年代ものの設備が稼動していて、異様な雰囲気があります。

ここから仏谷までは、大型車ちょうど1台分ほどの道幅しかなく、
前述の採石場までトラックが頻繁に走っており、歩くのはちょっと危険な隘路区間です。
バスに乗って走ると、鬱蒼とした空気が漂っていて、
甘木からの距離以上に「僻地に来た」という感覚になるところでした。 続きを読む