ほぼ西鉄バスの旅

貴重な路線図ありがとうございます。
これは博多駅が現在地に移転した直後のもののようですね。

きわめて貴重な図面に接することができ、身震いするほどの感激です。
この路線図は、昭和42～43年頃のものではないかと推定します。

図面の左上部に市内電車の路線図が載っています。市内電車の電停は比較的頻繁に、しかも個別に名称を変えることが多かったのです。したがって、どこが変わっていて、どこが変わっていないかを下記のように検証することによって、上記のように推定しました。

東京オリンピックの頃に、天神から西側の貫線の電停名が次々に変わりました。「天神町」、「万町」、「大名町」、「上ノ橋」、「下ノ橋」、「荒戸町」がそれぞれ、「天神」、「天神二丁目」、「大名二丁目」、「平和台」、「大手門」、「荒戸一丁目」に。
「新博多」、「競輪場前」、「須崎橋」、「浜田町」は、それらよりもう少し前に、それぞれ「千鳥橋」、「貝塚」、「市民会館前」、「草香江」になりました。
これらはすべて変わった後の名称が反映されています。

これらよりやや遅れて、2～3年後でしょうか、「西新町」が「西新」、「古小烏」が「動物園入口」、「馬場新町」が「祇園町」になります。
「天神二丁目」が「西鉄グランドホテル前」、「人参町」が「駅前四丁目」になるのはもっと後です。
図では、「競艇場前」が、すでに「那の津口」になっています。

市内電車の部分廃止が始まる前の最後に新設された電停は「九大中門」ですが、路線図をよく見ると、九大中門電停が後から丸を書き足して文字を印刷したように見えます。おそらく、九大中門電停が新設されて間もない頃に作成された図面なのでしょう。

西鉄バスが福間～福丸の路線を運行していたのは初めて知りました
見坂峠はJRバスが走っていますが、この路線図を見ると今は峠越えしないで
手前で打ち切りになっている所ばかりですね・・。

なつかしの路線図の写真アップ、うれしく感じます。

今は亡き県境越境路線（熊本）がありますね。
大牟田山鹿間、西鉄では珍しい熊本県内完結路線
岳間線（山鹿市）がの健在ぶりもうかがえます。
だんごあんや高良大社もばっちり書かれていますね。
当初は臨時便じゃなかったのかな？

早津江までの路線はこのころは無かったんですね・・・。

いろいろ想像してみると面白いです。

支線も充実していますね。
八木山線から分岐していたんですね（郡界橋）。

誤植もありますね。
六反田（誤）
六反畑（正）

路線バスのネットワークが一つ、そしてまた一つ消えていくのは
正直寂しい感じもします。西鉄バスのネットワーク、
少しでも長く維持してほしい所ですね。

まさか西鉄の路線図に「前八幡」があったのはマジ萌えました。