地元の西鉄バスを中心に、いろいろな地域のバス路線風景を記録していましたが、当方都合により過去記事は非公開になりました。西鉄以外の地域にもすぐ行きたくなるので、どこかで「九州路線バスの旅」とでも改名しようかと揺らいだこともありましたが、たぶんずっと「西鉄」の名前を消さずにいると思います。最終的に回帰するのは地元ってことでしょうか。でも子育てが終わったらどこかに移住したい気持ちもありますね。

2017年07月17日

期待される六本松

期待される六本松
ブログも10年目になりまして、基本的にはバス停を眺めながら何かを書くスタイルで、
あまり読者として誰に向けた文章なのかを意識せずに続けています。

六本松も、広く日本全国へ向けて書くなら、まず位置関係から語らねばならないですし、
このブログを初めて見る方のためには、このブログが目指すものから書くと親切でしょう。
そういうものを全部ほったらかしにして、ここは六本松です。西鉄バスです。

バス停名称以外に何の記載もされていないのは、バス停の位置が動いたから。
通常ならば、その動いた経緯や先のバス停まで案内するのが親切なのですが、
今回は企画として同じ日にみんなで取材して、ひとり5枚しか写真が載せられません。
ならば私に求められているものは何なのか、を改めて問わねばなりますまい。


期待される六本松
そらまめさんは路線の今後について語らせれば鉄板でしょうし、
六本松の乗り継ぎについて考察されても高い品質を保たれるでしょう。
そんな相手の得意分野に足を踏み入れて喧嘩する必要はまったくありません。
自分より上手にできる人を各分野で集めて、他人の褌で相撲を取るのが楽になる秘訣です。
少なくとも私はそう思っています。

ただ傍目八目と申しまして、他の人ならこう書けばいいんじゃないのと思いつくわりに、
自分の方向性というのは見えないものなのですよ、今回に限った話ではなく。
このバス停ブログ、面白い、例えば1日に1本しか来ないバス停の紹介とか、
福岡市の東西南北の端っことか、標高が一番高いとことか、
そういうネタとして堅いところを押さえておくことで効率よくアクセスを獲得できるとは思えど、
誰も注目しないであろうことを記録しておきたいという価値観が私の中にあるために。

そのためこんなふうに、バスナビが移設された後のねじ穴に注目して、
「ああバス停はさほどコストかからないから新設されて旧バス停は放置だけど、
バスナビのモニターは移設されちゃうんだよね、予算の問題だろうね」
って考えることに貴重な5枚の写真のうち2割を費やすわけです。


期待される六本松
見えない将来を論じることが苦手なので、とりあえずフィールドワークに特化して、
ああこれは記録していたよ、よかったねぇ、ってコンセプトで進めればよいのだと思います。
ただ残念なことに、何回も申しておりまして恐縮ですが、
「後から何が惜しくなるのかは現時点で想像するのがとても難しい」のです。

昭和バスの城南線経由に博多駅交通センターの2階から乗った思い出とか、
空港直通の100番台の急行とか、できた時には一応押さえてはおきますけど、
時間と費用の兼ね合いもありまして、そんなに何回も同じ路線に乗れる気質ではないのです。

お友だちの中には、ぐりーんに数百回乗られた方もおられますが、
そんな人に比べたら私なんてひよっこ以外の何物でもないわけですよ。
バス停を論じるだけで5400本以上のブログを書いている変態なのは棚に上げて。

ですからこの六本松駅前の看板にしても、ああそういえばここは教養部前だったなと思った後で、
教養部前の看板は撮っていたっけ?と探すしかないわけです。
路線の改廃はある程度事前告知がありますし、ネット社会のお陰で把握しやすくなりましたけど、
交差点の名前を変えるなんて話、だれも知っても流布させませんからね。


期待される六本松
新しくなったバス停も、そのものの位置や設えより、周辺の方に目が行きます。
バスカットが新しく設置されていますが、全体的に動線がうまくいっていないように見えて、
ここにバス停ができることは以前からの計画だったのか最近の思い付きなのか気になります。

ただどちらにせよ、六本松三丁目や大通りを通過するようになったり、車線を変更したり、
信号の矢印を設置したりと、かなり重点的に六本松交差点は改善を試行しているように見えます。
バス停ができたんで、この道路沿いは人や自転車が直行することはあまり想定していなくて、
南側に人の流れを誘導しようとしているのかもしれません。店もできていますし。


期待される六本松
そして最後に、この路線図も押さえておきましょう。定期券売り場の裏にあります。
何が惜しくなるのかわからないのと共に、いつなくなるかわからないのもこの趣味の宿命。
時間と費用に制限がありますので、自分なりの優先順位を決めて記録活動する必要があります。

人間が小さいので、2009年に撮影したのにまだ残っていると、ちょっと残念な気にもなります。
撮影して掲載した直後に失われると、寝た子を起こしたような気分になって後悔するくせに。
さて、次は何に乗りに、何を撮りに行きましょうかね。

と、こんな感じで自分の記事を終えまして、
みなさんどんなことを書かれているのか楽しみにしつつ、
下記リンクよりご参照ください。

soramameさん『INSIDE SORAMAME
Kassyさん『それゆけ!! Kassy号〜♪
ハンズマンさん『ウエスタンビュー
小林香織さん『博多っ子になりたい。
かのさん『かののブログ
ちょんびん『ほぼ西鉄バスの旅
ちょんびんの悪ノリ「蚕豆さんの六本松記事を予想してみる





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