地元の西鉄バスを中心に、いろいろな地域のバス路線風景を記録していましたが、当方都合により過去記事は非公開になりました。西鉄以外の地域にもすぐ行きたくなるので、どこかで「九州路線バスの旅」とでも改名しようかと揺らいだこともありましたが、たぶんずっと「西鉄」の名前を消さずにいると思います。最終的に回帰するのは地元ってことでしょうか。でも子育てが終わったらどこかに移住したい気持ちもありますね。

2010年08月29日

頭地1

頭地1頭地1頭地1頭地1
上荒地から、五木村の中心集落「頭地」まで戻ってきたバスは、
メインの通りを集落の南まで走り抜けると左折し、
ひとつ東の通りを縫うように走ってから、頭地近くまで戻ってきます。
そしてまた左折し、同じメインの通りを南下して、人吉方面へ向かいます。

これが人吉→内谷だと、メイン通りを北上→東の通りを南下と
五木の中心地を循環して、南の橋から内谷に分岐します。
中心集落をケアするための、合理的な路線選択なんでしょうが、
知らずに机上で把握しようとすると、非常にトリッキーな路線設定だと思います。


頭地1
内谷の方に行く道は、頭地代替地の南側に真新しい橋が架かっているのですが、
もともと工事用に作られて道幅が狭いため、新しい頭地大橋が建設中です。
橋脚の下に広がる平地が、もとの五木の中心地ですが、
昔の写真を見ても同じ場所だと信じられないくらい、現在は本当に何もありません。


頭地1頭地1頭地1
頭地の南のバス停は、「駐在所前」です。
このあたりは、ダムで沈むはずだった五木の中心集落の代替地として、
新しく造られた街ですので、阿蘇あたりにある温泉付き高級別荘地のような風合いです。
生活インフラは何もかも新しくて統一感があって、その分生活感が薄いような。
その裏にはダム建設反対と賛成に割れた、壮絶な歴史が隠れているのでしょうけれど。


頭地1頭地1
中学校と高校の分校は、メイン通りより坂の下にあるので、
わざわざ下ってから用件を話さなくてもいいように、
道路沿いにインターホンが設置されています。
無駄な利便性の追求による過剰な設備のように感じますけれど。


頭地1頭地1頭地1
駐在所の南すぐに、道の駅があり、そこにもバス停があります。
ただしこの「道の駅五木」は観光バス専用のバス停で、
道路沿いにはなく、道の駅駐車場内で地味に佇んでいます。
新しく走り出した定期観光バス「いつきちゃん号」の健闘を祈ります。

頭地の集落はバス停も多いので、3回に分割します。



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Posted by ちょんびん at 17:17 │産交バス