2018年01月07日
草村廃止
どのくらい使われていたのか、という地元の方の思い入れに寄り添うことはできても、
決してそこの地元の人にはなれないのです、当方は。
ですから廃止路線を惜しむのは私の勝手ですが、
結局は使ってた人がどう思うかのほうが大事なのは当然だと思うんですよね。
最終日に大牟田方面に乗っていった彼は、これからどうやって街に出るのでしょうか。
私はこの区間においては、何度も乗らせていただきましたし、
廃止に関しても「お疲れさまでした」という気分です。
素敵なところだと知っていて、もしくは面白そうだなと感じていても、
満足に乗れないまま消えてしまう区間も多い中、ここは前にも撮れてますし。
早い時期に撮っておきたいなぁと思う場所、いま思いついたのは国東ですね。
大牟田交通の草村。
1月1日から3日までは日祝ダイヤだよと、その前に廃止になってしまうにも関わらずシュールな告知。
庄山が黒くなっているのは、前に乗り継ぎが行われていた名残でしょうか。
大牟田駅方面は反対側でお待ちくださいと書いてあり、
実際前掲の若者は反対側で待っていたわけですが、
そうやって書かねばならぬほど道幅も広くなく、交通量も多くありません。
1本とか2本とかではなく、一気にこれだけ消えるのです。
代替手段の増便。
通過するだけの車は、殆どが右の新道へ。
地元の生活道路に、静かにバス停が立っていた景色も、昨年で終わりました。