2009年10月22日
若楠療育園前
10月1日の改正で廃止になったバス停、鳥栖の「若楠療育園前」
もともとはちゃんと道路に設置されていたバス停は、9月26日の時点ですでに撤去され、
すぐに持ち去れるように、コンクリの錘式のものに差し替えられています。
バス停板は無地にバス停名を紙張りしただけで。
バス停名の若楠療育園は、名前のとおりすぐ前にあるのですが、
弥生が丘駅まで徒歩数分の距離でありながら、
住宅団地の周縁部で線路からも近いためか、あまり住宅はなく、
ここが最寄になる居住者はあまりいないようです。
そのへんもここから路線が消える一因かと。
東公園はすぐ近くにあります。後ろに茂みがありますが、
弥生が丘が開発されるまでは、この一帯は全部あんな感じの雑木林でした。
隣の弥生ヶ丘病院前。
以前にも書きましたが、駅名は「弥生が丘」なんですが、
西鉄のバス停標記は弥生ヶ丘と「ヶ」が散見されます。
ここのバス停もなくなりますが、「病院前」自体は西側にバス停が新設されて、
ルートの変わった新設「6」が停車しています。
北側一帯はまた新しい宅地として造成中。
まだ拡がっていく活気のある街なんですね。
新しい路線がどのように活用されるか、楽しみにしたいと思います。
同じように市内のバスに補助金を出して、
市外へ走る路線を廃止した古賀市の場合、
「2」の西鉄香椎がなくなった以外、既存の路線を存続させているだけですが、
「自治体が出資しているから利用しよう」などというものがモチベーションになるわけもなく、
その赤字体質はそのままである恐れが高いです。
鳥栖市は、「8」の小郡がなくなっちゃったのは残念ですけれども、
市内交通に関する諮問会議をおこなったうえで、
多少なりとも路線の改編をおこなって、利便性・効率性を向上させようとしてますので、
期待度は高いです。
Posted by ちょんびん at 18:18
│佐賀