2009年07月16日
松ヶ枝口
福岡市内の伝統路線で、隘路の代表格といってもいいんじゃないでしょうか、
中尾3区とがんセンターの間、松ヶ枝口です。バス停にはまだ「60」の名残があります。
この区間には離合スペースが設けられていて、
以前は対向バスを待つ光景が見られたそうです。
がんセンター方向のバス停向かって右側の坂を登ると、松ヶ枝公園というのがあります。
その辺が「松ヶ枝」で、その「入口」という位置づけの名称だと思います。
住所表示は中尾1・2丁目と野多目5丁目の境目なので、
中尾はすでに使われていますし、野多目を名乗るともっと東、
385号線からがんセンターあたりをイメージされそうということもあり、
バス停名も変更されることはなくそのままの公算が高いです。
バス停スペース確保と、停車時の後続車両の行き合いの都合でしょうか、
上下線のバスの位置は、けっこう離れています。
中央線はあるんですけれど、バスは片側車線で収まってません。
それでも、なんとか一般車両とは行き違うことが可能です。
大通りとしては、すぐ南に外環が開通し、
これだけ道路すれすれに林立している住宅を立ち退かせてまで、
道幅を広くする必要もなくなってしまいました。
周辺人口との兼ね合いからみて、外環にこのバス路線が移ることはなさそうです。
運転手さんは大変かもしれませんけど、この雰囲気を長く残してほしい区間です。
Posted by ちょんびん at 00:02
│福岡緑