地元の西鉄バスを中心に、いろいろな地域のバス路線風景を記録していましたが、当方都合により過去記事は非公開になりました。西鉄以外の地域にもすぐ行きたくなるので、どこかで「九州路線バスの旅」とでも改名しようかと揺らいだこともありましたが、たぶんずっと「西鉄」の名前を消さずにいると思います。最終的に回帰するのは地元ってことでしょうか。でも子育てが終わったらどこかに移住したい気持ちもありますね。

2010年07月10日

県界

県界県界県界
佐賀県と長崎県の「県界」です。
こちら佐賀県側は祐徳バスで、商店の前にあります。


県界県界県界
バス停の奥にすぐ待機場があります。
待機場の入口付近にもバス停のような仕様の標識がありますが、
こちらは町名を表示しているだけで、
コミュニティバスなどがやってくるわけではありません。
こういう形のものを旅先で見かけると、とりあえず近寄っていく習性があります。


県界県界県界
小さな川を渡ると、そこは長崎県です。
こちらは長崎県営バスが走っています。
祐徳バスは現在1時間10分スパン、県営バスはほぼ1時間スパンなので、
その接続は時間によっていい時と悪い時があります。
といっても、どれだけの人が乗り継ぐのだという話なのかもしれません。
この日、県界までバスでやってきたのが私ひとりという状態でしたから。


県界県界県界
各地の路線がコミュニティバス化していき、
行政区分の縛りによって、自治体を跨いで走るバスがどんどん減っています。
八女~山鹿の山中と鹿北道の駅なんかが、典型的なものでしょう。
ここも厳密には県境をお互い越えられてはいないのですが、
徒歩で接続しなければならない場所の中では、突出して近い接続点です。


県界
こちらは市町村合併によって、諫早市になってますので、
ここから中心部まで、延々海沿いを走る路線、全てが市内路線ということになります。


県界県界
佐賀県側に戻って、バス停一つ分歩いてみました。


県界県界
現在、国道は海側に立派な橋が架かって、
通り過ぎるだけの人々は、ここ県界バス停に寄ることもありません。
もともと佐賀も長崎も肥前であり、鍋島の殿様が治めていた場所なので、
際立った違いや、大きな隔たりは見て取れません。
祐徳バスと県営バスが待機している真ん中奥を、
長崎本線の白いかもめが通過していくのがアクセントになっているくらいで。



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Posted by ちょんびん at 17:17 │祐徳バス
この記事へのコメント
こんばんは。
私は、ここを2回乗り継いだことがありますが(1度目は、長崎→佐賀で、2度目は佐賀→長崎でした)、他に乗り継ぐ人はいませんでした。ただ、1度目は既に県界で待っておられたかたがいましたし、2度目は県界で降り、近くの民家に帰っていった方がおられたので、多良や大浦で折り返しじゃない意味はあるのかもしれません。
この路線もともとは鹿島~諫早間を祐徳·県営が相互乗り入れしてたそうですが、リアルタイムで知らないのか惜しいです。
Posted by SJK at 2010年07月10日 23:18
こんにちは。

鹿島で長崎県営が見られる時期があったんですねぇ。
私もリアルタイムでの経験はありません。
見られたら面白かったでしょうね。逆の諫早で祐徳も。
Posted by ちょんびん at 2010年07月11日 15:03
5/28(火)三日目、本日は佐賀と長崎の県境、その名も県界と西海橋の2か所で異社間乗り継ぎを行います、西海橋は三度目の挑戦です。
いつもより遅めのスタートなので春吉から天神BT前まで(68)でちょい乗り。7:02発の「わかくす」で佐賀に向いますが天神からも途中からも中高生が大勢乗り込んで満席に、みな定期やニモカカードをタッチしてほとんどが金立(きんりゅう)で下車、なるほどこのあたりなら鉄道の駅もなさそう。高速バスがスクールバスの役割とはさすが九州だな。
高速おりると渋滞で10分遅れて佐賀駅到着、祐徳バス祐徳稲荷神社行きに乗換えます。私自身初の祐徳乗車、中型のノンステで真新しい車両。オタク席がなく後部座席に座りますが、太い窓枠と私の目線の位置が重なり景色が見にくい、車窓堪能派の私には辛い車両。あとで乗った長崎県営バスも同型でしたが窓枠は細くそれほど気になりませんでした。
鹿島BCからの県界行きは旧型のトップドア車、肥前浜から終点までほぼ全区間有明海沿いを走ります、「月の引力が見える町」太良町のコピーは潮の満ち引きが大きいということですが一度見てみたいな。終点県界は祐徳が「けんかい」、県営バスは「けんざかい」と読みが違う。入江の小さな橋を渡るとすぐそこが「けんざかい」これぞ究極のバス乗り継ぎで昔は至る所にこんな場所があったのでしょうね。
県営バスは諫早行き、途中の待合がいちごやリンゴといったフルーツの形をしていてTVの旅番組でもよく紹介されています。途中乗降が多いのは並行するJRの普通列車が極端に少ないためで、まさに地域の足です。諫早から浦上までJRのシーサイドライナーで移動、諫早~長崎はシャトルバスも頻繁に走りますが「板の浦接続便」にギリギリのためJRで先回り。おかげで浦上から桜の里TM~板の浦と一気に進め、さらに西海橋を目指します。乗車時に西肥への乗り継ぎを告げると「小学校から乗る子が多いと時間かかるかも。」という返事。西海橋東口での接続は3分、しかも西肥はコラソンホテル発になり東口のみの接続、バス停はちょっと離れてる、と心配がつのるが腹をくくる。バスはいつものように旧道の超狭隘部分へ寄りつつ、西海総合支所でUターン、「さあ次は面高」とワクワクするがあれ!面高に寄りません。確認すると朝夕二本ずつの区間便のみに変わっている、全然知らなかった!ショックで運転手さんに聞くのも忘れてしまったほど。果たして小学校前のバス停に児童はゼロ、「今日は歩きの日かな、時々そういう日があるみたいです。」と運転手さん。乗る時は20人程乗り遅い子もいるようなので気にしてくれたのですが今日はラッキーな日?東口で無事西肥に乗り継げました、小学生乗って来たら厳しかったかも。
乗り継いだバスは口木経由の重尾行きで、針尾小前から小学生が10人以上乗りスクールバスに、口木付近は狭隘部分が多く楽しい。以前管理人さんが照会された「狭隘路線バス旅」のブログにもこの路線載っていましたね。
渋滞の多い観潮橋手前で降り早岐田子の浦までは私の足で6分ほど。すぐに医療センター入口行きが来て卸本町入口まで乗車、本日最後の「させぼ」号NS便で天神に戻りました。面高に行けず残念でしたが鹿島~県界~諫早、そして西海橋での乗り継ぎと今日もすごくいい旅が出来ました。それにしても面高の難易度が上がりました。
Posted by せいやま at 2019年06月27日 19:12
面高は朝夕だけになってしまいいましたね。

今月末に乗りバスを予定しており、
こちら佐賀長崎の県界乗り継ぎも候補に上げたいと思います。

でもこれだけタイトだと、どこかでコケそうw
Posted by ちょんびんちょんびん at 2019年07月08日 20:51