地元の西鉄バスを中心に、いろいろな地域のバス路線風景を記録していましたが、当方都合により過去記事は非公開になりました。西鉄以外の地域にもすぐ行きたくなるので、どこかで「九州路線バスの旅」とでも改名しようかと揺らいだこともありましたが、たぶんずっと「西鉄」の名前を消さずにいると思います。最終的に回帰するのは地元ってことでしょうか。でも子育てが終わったらどこかに移住したい気持ちもありますね。

2010年05月25日

田の口

バスの路線は、新設よりも廃止のほうが日常的な昨今、
その場所にあったバス停が、いつの間にか消えてしまうのは残念ですが、
路線が廃止になり、バスが来なくなったにも関わらず、
バス停が撤去されなければ、それもまた虚しさだけが残ります。

大好きな大分坑のバス路線なども、
廃止の日、最終バスが大分坑に到着したときには、
すでにバス停の鉄板は撤去されていましたが、
逆に5月も半ばを過ぎた今になっても、そのまま残っていたとしたら、
それは撤収すらしてもらえないほどに打ち捨てられていた証拠で、
顧みられることのない存在であることが、悲しくてたまらないでしょう。


田の口田の口
というような感傷も、このバス停の前では全て沈黙。
廃止になって久しい、玖珠町の日田バス「田の口」バス停です。
民家の軒先に下がっています。
ちゃんと吊られている分、機能しているバス停よりも扱いはよいくらいです。
バスがまだ走っているにも関わらず、こんなのとかこんなのとかありますから。
逆に、何も知らずにここを通れば、
あぁ、こんなところにもバス路線があるんだなぁ、とは思うでしょうが、
まさか廃止になったバス停がほったらかされているとは思わないでしょう。
捨てられ続けるというのも、また新しい価値を生むのかもしれません。


田の口田の口
いつまで待てば、次ここにバスが走ってくるでしょうか。



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Posted by ちょんびん at 07:07 │日田バス