2011年11月28日
竹田営業所

大分県竹田市のバスの拠点、「竹田営業所」。
慣れというのは恐ろしいもので、屋根から吊られる形式のバス停も、
いつの間にか大分では当然のものと見做すようになった私がいます。

大分市街地への直通便と、久住直入方面、さらに区間便がいくつか。
全盛期を知る方からすると、コミュニティバスへの転換や廃止など、
衰退は目を覆わんばかりなのかもしれませんが、
新参者の感覚では、まあまだそれなりに、
魅力的な長距離路線が残ってくれているように思います。

営業所は道路に面して囲いも柵もなく、



バスを間近で感じることが可能です。
こういう境界の曖昧な雰囲気は、昭和バスの唐津も似たところがあります。



竹田のミニバスと、朝地のバス。


奥には、使われなくなったバス停も放置されています。

久住高原と長湯温泉を循環していた、観光バス。

久住から山荘方面へ登る途中の、「猪鹿狼寺」。いからじと読みます。

倉木への途中、「雲出」。


熊本との県境、二俣から高森町に入り、
かつては宮崎との県境、津留まで路線が延びていました。
途中バス停「宇曽谷」「百木」「堂面入口」。

祖母山登山口の終点、「神原」。
失われたものの大きさが伝わる、バス停の数です。 続きを読む
2011年11月28日
那の津三丁目



二重構造の都市高速。その北側、「那の津三丁目」。
多くの番号がやってきますが、すべて隣の那の津四丁目が終点です。
天神から県庁方面が「1」、呉服町から博多駅方面が「3」など、
表示変更が簡単なLEDの特性を生かして、番号の統一が行われていますので、
天神から那の津も「91」とかに統一される日が来るのかもしれません。
現状やってくる番号と、バス停鉄板に表記されている番号、多少違います。



当然ながら、道の反対側にもバス停があります。
こちらは集約された路線が各方向に拡散される方向ですので、
番号ごとに行先も多様です。
臨港地域の風景を、特に注意してみたこともありませんので、
30年前と現在、どのように変わっているのかよくわかりませんが、
今回初めて写真に残しましたので、次の30年後が楽しみです。
その時私はすでに70近く、生きているかどうかも定かではありません。 続きを読む